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日本酒

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PHOENIXと楯の川&

April 24, 2019

(写真はクリックすると大きくなります)
フランス・パリで、日本の本物の調味料や日本酒をシェフたちに紹介し、広めた故黒田利朗さん。黒田さんのお店で日本酒を知って、大ファンになったというPHOENIXが来日🎸しました。
その名を冠した楯の川レインボー特別ボトルに加え✨このたびスパークリングサケが仲間入り🍾
日本公演初日に、お披露目会がありました!
このお酒の売り上げの一部は赤十字に寄付されるそうです。
会場には、黒田さんと親交のあった方々が集まりました✨
そして、なんと!君嶋さんのバンドが前座を務めるという🎸

会場には、黒田さんが愛した「惣誉」「風の森」のボトルと蔵元も参加。

司会はレイチェルさんで、乾杯は君嶋さん🥂 NYでPHOENIXをPRするChizukoさんも!

「PHOENIXの音楽は人を元気にさせるんです!」と君嶋さん
●黒田さんの店訪問記2010年10月
ISSéで調味料を試飲
http://www.yohkoyama.com/archives/24294
黒田さんが選ぶ日本酒&逸品
http://www.yohkoyama.com/archives/24327
2014年Paris黒田さん&Phoenix&酒
http://www.yohkoyama.com/archives/61174
2017年楯野川 純米大吟醸 PHOENIX 黒田利朗さんを偲んで
http://www.yohkoyama.com/archives/85956

6月29日は「しずおか日本酒トレインで乾杯!呑み鉄!東海道本線の旅」

April 21, 2019

お知らせです!
日本酒と酒米が大好きで、静岡県と秋田県の酒造組合さんの両県から、毎年なんやかや、ありがたいことにお声をかけてもらっております。
今回は静岡県酒造組合・小澤局長からのご依頼で、しずおか日本酒トレインに乗ることに!

2019年6月29日は酒米「誉富士」を蔵元さんと飲める!特別列車
「しずおか日本酒トレインで乾杯!
呑み鉄!東海道本線の旅」GO✨
酒米「誉富士」を使った地酒26蔵勢揃い

(某社ではすでに完売でキャンセル待ちとか(驚)
まだ募集中のツアーもあるとのことで告知します)

静岡デスティネーションキャンペーン6月29日(土)出発限定!
酒米「誉富士」を使った静岡県の地酒26銘柄を飲み比べ 蔵元も乗車
1号車 白隠正宗(高嶋酒造社長予定)
2号車 正雪(神沢川酒造社長予定)
3号車 花の舞(花の舞酒造土田杜氏)

以下はお蔵のラインアップです
●神沢川酒造場:正雪 ●富士錦酒造場:富士錦  ●牧野酒造:富士山
●富士高砂酒造:高砂 ●富士正酒造:ふじのみや強力●高嶋酒造:白隠正宗
●根上酒造:金明 ●万大醸造:萬耀  ●杉中酒造:杉錦
●招亀酒造:初亀 ●磯白慢酒造:磯白慢  ●君盃酒造:君盃
●静岡平酒造:喜平 ●駿河酒造:天虹  ●萩錦酒造:駿河酔
●三和酒造:臥龍梅 ●英君酒造:英君  ●浜松酒造:出世城
●花の舞酒造:花の舞 ●千寿酒造:ふじのくに ●國香酒造:雅のしずく
●山中酒造:葵天下 ●土井酒造場:花の香 ●森本酒造:小夜衣
●大村星酒造場:竹の嵐 ●志太泉酒造:志太泉

◉おつまみなど
・静岡県自慢の地元食材を使ったおつまみ(三島コロッケやわさびいなり、マグロの角煮など)とかつおチップ「バリ勝男くん」・マイグラス「にこちゃん盃」・三島駅出発時に「誉富士」のぼり旗や「静岡県の酒」横断幕で見送り・途中停車駅(用宗駅・菊川駅)で乗車記念のパネルやフラッグ前での記念撮影タイム

◉申し込みは
クラブツーリズムさんは中部からの一泊二日ツアーもあり
◉日帰りプラン
中部からの日帰りJR東海ツアーさん
東京から JR東海ツアーズさん日帰り
東京から 阪急交通社さん日帰り
●行程
東京(11:56)~新横浜(12:16)→→こだま(普通車指定席)→→三島(12:57)三島駅(13:35発)→→(JR東海道本線 しずおか日本酒トレイン 普通車指定席 )※途中駅にてトイレ休憩 →→浜松駅(16:44着)浜松(17:23)→→こだま(普通車指定席)→→新横浜(18:58)~東京(19:16)
続けての旅ツアーのご案内でした!

ここのところ

April 16, 2019

4月6日土曜日は、埼玉県長瀞の喜久家食堂で、刀禰さん主催による店主・堀口さんの珠玉の日本酒を味わう会!
長瀞は桜も見事でした。
喜久家食堂はとんでもない日本酒がリーズナブルに勢ぞろいしているので、お近くの方、遠方の方も、ぜひ行って欲しい食堂です。お母さんが漬けた梅干しや白菜漬けも美味。

4月9日は新丸ビル7階フロアで「ムスムス」や「来夢来人」「現バー」を経営するオーナー、佐藤としひろさんの67回目のバースディでした!
佐藤さんは尊敬する大人です。人への思いやりや気配り、生き方に感服しています。
いろんな人と再会できました〜!
その翌日

4月10日は、奥渋のクローリーズキッチンで ”春の日本酒会”を鎌田さん原田さんと共催。
ワイン愛飲家の方たちに、日本酒の面白さを知ってもらおうという企画で、5回目になります。
鎌田さんが商社にお勤めだったので英語堪能の商社関係の方が多いですが「こんなに日本酒の種類を一同に飲んだことは初めてです」「いろいろあって、おいしいんですね」など、新鮮な感想が聞けて嬉しい。
なにがどう良いのかいろいろヒヤリングしたり、どのお酒がすぐに減るのかも興味津々なのです!
日本酒は、ライトからフルボディまで、52本をセレクト!
普段、ワインを飲んでおられるせいか、ニガシブ味に強い方が多いです。辛口や、太〜い味の古酒のお燗酒も人気でした。

4月12日の金曜日は恵比寿西館・恵比寿君嶋屋さんの3周年!おめでとうございます。
奈良県の新進気鋭の今、大人気の酒蔵、みむろ杉さんが来店され、お祝いの鏡開きも!

とてもきれいなお酒です。奈良県の酒米と9号酵母のみで酒造りしています。
奇跡の復活を果たした蔵。今度取材に行ってきます!
そして今、

東北です。まだ雪が残っていて驚いてます。
飲んでばっかりいるようですが(ですけど)、お仕事もキチンとしています(笑)

秋田にかほの山菜

April 8, 2019

蕗の薹 ふきのとう フキノトウ
春の日本酒を楽しむときに、是非とも合わせたいのが山菜です。
低カロリーで食物繊維が豊富。ビタミンやミネラルも含まれる健康野菜。独特の香りがあるものや、苦味や酸味があるものなど個性派多し!
苦味には抗酸化作用の高いポリフェノール類が含まれると聞きました。春は山菜食べなくちゃです。東京のスーパーでも販売していますが、とれたてのワイルドな天然ものを食べたい!
というわけで、以前、山菜つみに連れて行ってもらった秋田県にかほ市の居酒屋「六三五」の六平真(むさかただし)さんに、山菜を発注(送料込みで1万円でお願いしました)
●森と水の郷あきた・山菜採りシリーズバッケ

蕗味噌
山菜はとれたてを調理したほうが絶対においしいので
調理して送ってください!
と(笑)お願いしました
こちらは蕗味噌!秋田ではフキノトウは「バッケ」といいます。
フキノトウは生と蕗味噌で。フレッシュな葉っぱと蕗味噌を一緒に口に入れると、もうもう最高!
器は唐津の三藤るいさんです。
山菜、私は天ぷらよりも、おひたしや出汁醤油で食べる方が好き。
*余談ですが、秋田県醗酵工業さんが「ばっけ焼酎」なるものを出してます。何度か試しました。まろやかすぎて(笑) もっと濃いぃいぃいバッケ感がほしいな〜っ!と思いました。
焼酎原料に使われるほど、秋田はバッケがいっぱい採れる!ということです

行者にんにく
こちらは天然の「行者にんにく」とれたてをさっと茹でてしめたものを送ってもらいました。
たまらないパワフル感!元気がみなぎるおいしさ

ひろっこ
成長しているので「のびのび ひろっこ」と書いてありました(笑)

さしぼ
さしぼはおひたしで。お出汁と白醤油で上品な味付け!

みよさく
みよさくはきんぴら仕立てで。お酒にご飯がすすむくん

ごんぎょ
ごんぎょはおひたしで

せり
山のきれいで冷たい水で育った天然もの。自然の濃い苦味が爽快でした!

あざみ
あざみはトゲがありますが、「茹でると気にならなくなります」と。本当でした!

フキノトウの根元が赤紫!あでやか
春をたっぷり堪能しました〜。

六平さんありがとうございました!また発注させてくださいね

前日に、六平さんから発送する前の写真が送られてきました。仕事がなかなか丁寧です。
◉六三五さんイベント情報

陶芸家の田村一さんと酒蔵の方達と10周年記念の会「たむさご」があるそうです!
たむさご スペシャルゲストは
飛良泉 遠田杜氏・天の戸 森谷杜氏・天寿 一関杜氏!スゴイ★

◉酌屋  六三五(しゃくや  むさご)
秋田県にかほ市平沢字天ケ町34の1

facebookの写真より。お値段も良心的! 日本酒はNEXT5に飛良泉、天の戸、天寿揃っています
店主はスキンヘッドで一瞬ドキッとするかもしれませんが、とても良い人です🤗コワクナイヨ
◉その他の「にかほ」情報
佐藤玲さんが店主をつとめる佐藤勘六商店といういちじくの甘露煮と日本酒の品揃えが良いお店あり!
温泉はしぶ〜〜いところで、金浦温泉・学校の栖 泉質はおすすめ(建物は超レトロ)

ガーデニングを自分でイチから開墾してつくった佐々木利子さんが本を出しました!
「秋田のターシャ」と呼ばれて
blog訪問記
にかほ大竹●佐々木利子さんの庭

KAMPAI×富久長・八反草で醸した純米大吟醸「草」

April 4, 2019

同い年の今田美穂さんが杜氏をつとめる「富久長」醸造元今田酒造本店。
美穂さんが初めて挑戦した八反草100%使った純米大吟醸酒「草」がデビュー!
このお酒は、美穂さんが出演した映画の「KAMPAI日本酒に恋した女たち」を記念して醸した1本です。
美穂さんが、葉っぱものと純米酒を愛す私にこそ飲んでほしいと教えてくれたので、さっそく試しました!
ボトルは透明。ラベルのグリーンが潔い。それだけで、今までのお酒と意気込みがまるで違うとわかります。
酒米は美穂さんが心血注いで復活栽培した八反草で醸しています。

「草」
味わってみると、爽やかさが突き抜けて、スパッとした切れ味が!
青いクリアー感といったらピッタリでしょう。
派手な香りは一切なく、透明感このうえなし。

『八反草だけで醸した純米大吟醸「草」は、葉物に合うんですよ』と、美穂杜氏

そこで、フレッシュな葉物、特にバジルやクレソンに合うというので、いろいろ試しました!

確かに

バジルは個性ある香り、苦味、うまみが強いバジル独特のおいしさを延長させてくれるような味
これは初めての味わいかも!

いやまてよ、もしや他のお酒でもそうなるかも!?と、別のお気に入りのお酒で、バジルを合わせてみましたが、ダメダメ。「草」のようの爽やかな組み合わせにはなりませんでした。

レストランではオイルが加わったり、そのまま野菜がズバリが出てくることはほとんどないと思います。
家だと好きに楽しめるのがいいですね(だから私は、家で飲んだり食べたりが一番好き♡ お肉や生クリーム、砂糖を使った料理が苦手。それをいちいちお伝えするのも悪くて・・・)

バジルを食べて、八反草の純米大吟醸「草」を飲む。クリアー感、爽快!
草食系のベジタリアンやマクロビオティックやビーガンの人が、好きな味だと思います。

クレソンはまあまあの相性

ルッコラ!! よく合いました。
まさに緑色した「草」に合うお酒です。

ハーブや野菜の、心地いい渋みと苦味!が楽しめるお米のお酒。美穂さんの新しいチャレンジ✨ coolで素敵!

春菊の苦味とも「草」の相性はよかったです。
日本酒を題材にした映画「カンパイ!」の第2弾は、日本酒を人生に選んだ女性3人に、スポットをあてた作品です。美穂杜氏にレベッカ・ウィルトンライさん、そして gem by motoの千葉麻里絵さんが登場します。

今回のお酒「KAMPAI×富久長 草 」は、麻里絵さんと緒に酒質設計を、ケンケンガクガクと行ったそうです。いろいろなバトル!?があったとか・・編集者の神吉加奈子さんに教わりました。加奈子さんも映画に出ています

以下は、「草」を扱う大和屋酒舗さんのHPより拝借したコメントです
↓  ↓  ↓

【今田酒造本店 杜氏 今田美穂さんのコメント】
八反草は、田んぼをわたる風の香りがする。
稲刈り時期に田んぼのそばで必ず感じる香り、香ばしいような、ハーブのような。
それからとがった細い形の葉をもつ稲の穂が、お日様に照らされてザーとすれ合う音。
八反草には、そんな植物の強さとたくましさがある。
古い在来品種は、人間の都合にまったく関係なし、植物の潔さがある八反草で、緑萌える季節に似合うお酒になればいいな。
麻里絵さんの若いパワーとコラボして、エネルギーいっぱいもらってオール八反草のしなやかさを感じる酒を造ります。
味のイメージは稲の葉の形。細くてシャープでキレがいい。
アルコール度数は、体がらく~な13 度くらいで。
私の大好きな葉野菜やハーブに合うような、いつか挑戦したかったお酒です。
大人の女性が、自分のために選ぶお酒。
だからちょっと贅沢に、美しく磨かれたグラスで飲んでほしい。
一杯のんでああ、おいしいって。そんな心が癒されるお酒をめざします。

【GEM by moto 千葉麻里絵さんのコメント】
ハーブみたいな、渋くて苦いが心地いい。それが美穂さんの造る八反草のお酒。
メリハリボディじゃなくて、スマートでどこかピンとしなやかな感じ。
だけど、瀬戸内海の波間にたゆたうような、ゆったりとおおらかな。
今まで八反草の大吟醸には、麹に山田錦を使ったり、より華やかな香りが出るように吟醸酵母をブレンドに使っていたと聞いたとき、美穂さん、今回はふりきろうよって言いました。
素材にも造りにも徹している、美穂さんの潔さを表現したお酒が飲んでみたくて。
だから麹米も掛米もオール八反草で大吟醸。あえて酵母ブレンドはせず、本質的な酒を造りませんかと提案しました。
イメージはスッピンで野菜作りをしてる美少女が、顔を手で拭って、土がついてる野菜を齧ってるようなイメージ。
昔食べた青くさいトマトのような、みずみずしさがあるんだけど、香りがちょっと足りないな~みたいな。そんな感じでいいんです。
最後にキュッとする感じのキレがあれば、きっと飲んでいて気持ちいい感じになるはず。
女性向けの酒だからこそ、そういう潔い酒ってありなんじゃないですか。

オール八反草の純米大吟醸

映画のメインキャストである、2年連続フランスKURA MASTER最高位受賞、 富久長の杜氏・今田美穂さんと日本酒ペアリングのカリスマ・千葉麻里絵さんとのコラボ!
栽培も醸造も難しい「八反草」と向き合ってきた美穂さんの技術の結集、挑戦の酒です。

パセリもいろいろ買ったので、ハーブ単独のマッチングを試したあとは、エリンギとミックスハーブのパスタにしました。オリーブオイルはベリタリアさんのオーガニックオイルをたっぷりと!

「草」が、すいすいすいーっと、あいてしまいました!

今田美穂さんからのメッセージ
「横浜高島屋さんの第3回日本酒祭り。富久長は6日(土曜日)1日だけ登場。
映画「カンパイ!日本酒に恋した女たち」のために千葉麻里絵さんとコラボしたお酒「富久長 草」の話やサタケさんの素晴らしい精米機を使った新次元の扁平精米の話や、いくらでもあるじゃないですか、と責任者の竹島さん。
そうでした。皆様是非お越しください。試飲しながらのトークショーにするつもりです」
◉横浜高島屋さんの詳細はコチラ

◉KAMPAI日本酒に恋した女たち

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・酒屋八兵衛

March 26, 2019

今週号の週刊ダイヤモンド新日本酒紀行 地域を醸すもの 2019年3月30日号では

三重県多気郡大台町の酒蔵、元坂酒造さんを紹介しています
【Number 106】

酒屋八兵衛(SAKAYA HACHIBE)/三重県多気郡大台町
酒造りで風景を取り戻したい!
種から始まる伊勢錦の純米酒

お蔵には先先代が購入したとされる壺や

恵比寿様のついたて

コウモリモチーフ!おしゃれです

右が元坂酒造の元坂新平さんです。
左は知り合って20年近くたつ、三重県鈴鹿の酒販店 安田屋の安田武史さんです!
安田屋さんのキャッチコピーは「うまい酒しかありません」
お燗してうまい純米酒が勢ぞろい。もちろん酒屋八兵衛も昔から扱っています→紹介したblog
訪問した2月は田んぼがお休み中でしたが

稲刈り直前には、伊勢錦の稲で黄金色に輝くそうです!お写真お借りしました。
蔵は味のある木造建築

窓から見える瓦屋根も味があります。

シンと静まり返ったタンクが並ぶ仕込み蔵

新平さんのお母さん桐子さんとお嫁さんの麻里さんです

酒屋八兵衛の定番商品

昔の大きな陶器製の酒とっくり。新平さんに持ってもらいました。

伊勢錦を使ったお酒その1「酒屋八兵衛 純米吟醸酒」
HPより
半年間の瓶熟成による、ほのかにイエローがかったクリスタル色。さわやかさを感じるライチや緑の香りを残しながら、淡い熟成のトリュフや蜂蜜、遠くで香る金木犀を思わせる残り香を含みます。まろやかな甘みをシャープな酸が引き締め、旨味をともなった苦味が食を進める、豊潤でドライな純米吟醸酒です。

その2「酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦」
HPより
少し黄色のかかった艶やかなクリスタル。香りは微かに感じる熟したメロンの皮、焼いたトーストやカフェラテの熟成香、マッシュルームのような茶色いニュアンスに、繊細な蒸米の香りが調和。シャープな甘味と立体感のある苦味がバランス良く広がり、立ち上がりの良い酸でしっかりとまとまる。2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットのワーキングランチで食中酒として各国首脳陣に提供されました。

右から社長でお父さんの新さんと桐子さん夫妻。長男の新平さんと麻里さん夫妻。
人口9369人の中山間地、大台町。地域の未来の風景を酒の種から思い描くファミリーです!
超自然豊かこちらを見てください→◉大台町観光協会HP
以下、蔵のHPより
私たち元坂酒造は、江戸時代末期である1805年(文化2年)現在地において造り酒屋として創業を開始しました。
時代背景としては伊能忠敬が全国を測量し歩き始めた頃。それから代々家族が継いでおり、現在は代表者である元坂 新が6代目を継承しております。

創業者である「元坂 八兵衛」の名を冠した代表銘柄「酒屋八兵衛」は主に三重県産の米を原料にした地元還元型の酒造りを行います。
出荷先は約60%が三重県内、料飲店様だけでなく伊勢志摩など観光地のホテル・土産店にもお取り扱い頂いております。
残り約40%を県内外の地酒専門店様にお願いしております。製造数量は現在約900石。酒造りに関わるのは社長の元坂新・専務の新平と通年雇用社員3名の計5名。そして配送担当者など含め社員総勢10名となります。
少ない人数と限られた設備ながらも、毎年工夫を重ね酒質の強化に努めています。

山形・東光醸造元の小嶋総本店

March 25, 2019

東光醸造元の小嶋総本店の会長、小嶋彌左衛門さん!小嶋総本店さんは安土桃山時代、1597年に創業。上杉家御用酒屋として成長し、会長で23代目です!
●東光の歴史
講演終了後

1984年に開館した酒造りのイロハがわかる博物館&資料館「東光の酒蔵」へ
昔の大きな木桶が18個、新しく入ったとのことで、あらためて訪問させていただきました。

この甕が凄い歴史なのです。以前甕だけ撮影したら大きさがわからなかったので、小嶋彌左衛門会長に立ってもらいました(前後になって、ちょっとわかりにくいですね。今度は横に並んでもらいます)
大きな甕は、創業時に使われていたもので

なんと400年前の備前焼だそうです!

この他にも、とんでもないお宝満載の酒蔵です。

六尺桶

ウッドワークさんの協力を得て設置したという木桶たち。桶の高さが揃って見えるのは、精密機械の設置を得意とする会社が、上手に微調整をしているからだそうです(木桶の高さはじつはバラバラ)

化粧品のSK IIのCMにも使われたという蔵。映像はこちらの現場で観ることができます。

「泡尺」初めて見ました!

こちらの蔵も酒造免許を持っており、毎冬、お酒を仕込んでいるそうです。
秘密の扉を開けると

タンクが鎮座!お酒が発酵していました。
「東光の酒蔵」が楽しいのは、売店と充実したティスティングコーナー

無料試飲と有料試飲があります。
(酒蔵関係の皆様、ぜひ試飲は有料でお願いします。無料だと気が引けますし、飲みたいのは普段飲めない高級品なので、有料で試させていただきたいのです)

最高級の純米大吟醸と大吟醸です。
東光さんの「雪女神」を使った純米大吟醸が、なんとも優しく、まろやかで美味! 右の山田錦の大吟醸袋吊りも、もちろんおいしいのですが、なんといいましょうか大吟醸界の優等生です。どちらも35%精米

左が雪女神の裏面です。GI YAMAGATA の表記が!これと「出羽きらり」を使った「東光 辛口純米大吟醸」を購入しました。

出羽燦々、雪女神、亀ノ尾と、山形を代表する酒造好適米3品種!
そして、この後、酒蔵も見学させていただきました。
最先端の洗米機が!!!

これを使い出して、いっそうきれいな酒質になったそうです。

ぷくぷく酵母さんたちが活動中!
そして、会長から「仕込み水のタンクをのぞいてみてください」と

きれいな水色〜〜〜!
水色という名は水の色からつけられた!を実感する東光さんの地下から汲み上げた仕込み水です。

蔵人さんと杜氏さん(左から2人目)と会長をパチリ✨

週刊ダイヤモンドの連載「新日本酒紀行 地域を醸すもの」でも紹介した「小嶋屋」

小嶋屋に「無題 弐ノ樽」が登場!

「伝統は自由で多様だ」であります
これがアルコール度数、13度!?と驚いてしまう味の密度があります。貴醸酒の進化系!ぜひ一度飲んでもらいたい1本です。小嶋屋 無題 弐ノ樽 で検索すると販売店情報がヒットします。
そして、3月27日に発売するお酒が「東光 平成元年」

webより
小嶋総本店 「東光 平成元年」を数量限定発売
平成元年醸造の鑑評会金賞受賞酒 30年間の熟成を経て

株式会社小嶋総本店は、雪国米沢らしい、柔らかくも骨格のある味わいを表現する酒造りに長年取り組んできました。
その中で、熟成酒の可能性について長年研究し、昭和46年より自社で醸した東光ブランドの日本酒の中で、官能検査を経て熟成に耐えうると判断した高級酒のみを8度の低温にて熟成させてきました。最も古い昭和46年産を筆頭に、現在も40数年分の高級酒を専用冷蔵庫で長期熟成し続けております。

本年、天皇陛下の譲位によって新たな元号を迎えるにあたり、長期熟成庫にて30年間熟成させてきた平成元年醸造の大吟醸原酒を「東光 平成元年」と銘打ち、数量限定で発売いたします。

「東光 平成元年」は、酒造業界で最も権威のある全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した最高峰の大吟醸原酒です。
通年で8度以下に保たれた専用熟成庫で、斗瓶にて30年間熟成してきたものを、時代の節目となる本年に数量限定でリリースいたします。

利き酒をすると、低温貯蔵された大吟醸ならではの繊細さとともに、ほのかで上品な熟成香が感じられます。長期熟成酒でなければ辿り着けない柔らかくなめらかな質感は、原酒であることを忘れさせるほどです。

平成の時を重ね続けた味わいを、時代の節目にお楽しみいただければ幸いです。

■東光 平成元年 商品情報
商品名: 東光 平成元年
特定名称:大吟醸
原料米: 山田錦
精米歩合:40%
アルコール分:18度(原酒)
醸造年度(7月~6月):平成1酒造年度
受賞歴: 全国新酒鑑評会 金賞
貯蔵温度(専用熟成庫):摂氏8度以下
内容量: 720ml(桐箱入)
希望小売価格(税抜):50,000円
限定数量 :200本
発売日: 3月27日(水)

「東光 平成元年」商品のご購入はこちら
https://shop-toko.com/items/5c91fd6b2c96c157bd0a42c4
↑平成元年の酒、どんな熟成をしているのでしょう。平成元年生まれの方にプレゼントしたいです!

山形・米沢へ

March 25, 2019

3月22日、大宮駅のホーム 今回はこちらの新幹線ではなく

こちらでございます! 濃紺ボディに眼力が強い

山形新幹線「つばさ号」E3系でございます!
JR東日本HPより↓
E3系新幹線電車は、山形新幹線400系と同様に、新幹線と在来線を乗り換えなしで結ぶ「新在直通運転」の第2号として1997年に登場。在来線区間を走行するため、一般の新幹線車両よりも一回り小形に作られており、収納式のステップが設けられている。新幹線区間ではE2系「やまびこ」と併結して走行し、最高速度は275km/hの高速運転が可能。
列車は、どうしてこんなにもワクワクするのでしょうね!

ついつい📸 連写パチパチリ

停車位置確認のポーズもパチリ。「良し!」って感じ

車体には紅花とさくらんぼ🍒
というわけで、山形新幹線🚄 つばさ号で、米沢へGO!
今回は、山形新聞さん主催の「山形県勢懇話会置賜支部」3月の例会で講演です。
山形県勢懇話会は昭和39年に設立されたトップ企業経営者が集まる会で、普段は政治経済関連の講演が多いそうです。

福島駅から、在来線の奥羽本線に直通運転する新幹線故に景色が楽しい!
山形に近づくと雪がまだまだ残っていました!

(じつは、この翌日、こんな↑大雪をた〜くさん見ることになるのです。除雪車出動の図↑いや、驚きました。さすが夏スキーも出来る雪国山形です)
この時は、翌日、大雪が降るなど、想像もできないほどポカポカ陽気の米沢でありました。

左がお世話になった山形新聞 置賜総支社長・米沢支社長の松本昭弘さん。右が米沢商工会議所の会頭・吉野徹さんです。一緒においしいお昼をいただきました。
今年は暖冬で驚くほど雪が少ないのだそうです。
吉野会頭いわく、「こんなに雪がない冬は、人生で初めてです!」。去年は雪が道路を塞いで、除雪が大変だったそうです。

応接室に飾られていた米沢に残る笹野一刀彫の作品。
一刀彫はなんといってもお鷹ぽっぽと呼ばれる鷹が有名ですが、十二支も人気だそうです。
こちらの↑鶏バージョンは、初めて見ました!

使われる木は「こしあぶら」

すべて1本の木から削り出して作るという、凄い技術です。

いろんな一刀彫に会いました!見学するなら笹野民芸館へ

さて、会場は山形新聞置賜総支社ビルの特設フロア。春らしいお花でおもてなしくださいました♡

会頭の挨拶で懇話会がスタート!
講演は90分間。
素敵な機会を設けていただきありがとうございました
翌日、鯉川酒造の佐藤一良さんに「山形新聞に出ていましたね!」と言われ、見てみると

1面は地元のニュースとイチロー引退会見の記事が大きく

「きょうの紙面欄に名前が出ていましたよ」とも聞いて、見たら本当(驚)

毎回、顔写真は変な猿顔が多いワタクシですが、今回は笑顔!丁寧に記事にまとめていただき山形新聞様ありがとうございます。記者の方に感謝です。
講演では、山形県は「吟醸王国やまがた」を名乗る理由、全国的にみても特定名称酒が多いことや、GI山形のこと。県独自の酒造好適米の品種がいくつもあり、「出羽燦々」や「出羽の里」。そして「雪女神」!雪女神の大吟醸は金賞受賞した蔵もあり、すでに高評価を得ていることなどもお伝えしました(このあたりは記事にはならず)
GI山形に関しては山同敦子さんの記事に詳細が→●初のGI取得県「山形」は、美酒の宝庫

つや姫やさくらんぼもGI取得→●山形県で複数のGIを取得

講演会には、東光醸造元の小嶋総本店の会長、小嶋彌左衛門さんもご参加くださいました。
小嶋総本店さんは、安土桃山時代、1597年の創業で、小嶋会長でなんと23代目です!
講演終了後

1984年に開館した酒造りのイロハがわかる博物館&資料館「東光の酒蔵」へ
つづく

自然酒の仁井田本家さんも仲間募集中!

March 20, 2019

使うお米がすべて自然栽培の、福島県の老舗酒蔵
仁井田本家さんもお仲間を募集中です!
以下、引用します〜〜 私も加わりたいくらいっ
\\\一緒に働いてくれる仲間を募集中///
仁井田本家では*仁井田本家を愛してやまないひと
*お酒が好きなひと
*ものづくりが好きなひと
*田舎が好きなひと
*自然が好きなひと
*スイーツが好きなひと
*人と話すのが好きひと
*菌と戯れたいひと
を募集しています。
まずはホームページをご覧になって、蔵の雰囲気を
のぞいてみてください
http://1711.jp/
興味がある方は↓↓↓
info@1711.jp
までまずはお気軽にお問い合わせください。
募集要項【アルバイト・パート】
・発酵食品の包装
・売店お客様対応
・土日も勤務できる方
・10:00-17:00
・制服貸与
・未経験OK
↑↑↑
とのことです!

仁井田本家さんの「こうじチョコ」!たまらない美味しさ

週刊ダイヤモンド新日本酒紀行 地域を醸すもの
でも紹介しました!

【Number 035】
自然酒(SHIZENSHU)/福島県郡山市
60町歩で自然栽培! 18代続く自然米酒造り

日本仕事百貨より佐賀の酒蔵「鍋島」さんが新チャレンジで求人

March 20, 2019

Sake tourism is酒をつくり、味わい、滞在する
日本仕事百貨のwebより以下、引用します

↓ ↓ ↓

佐賀県に『鍋島』という銘柄の日本酒があるのを知っていますか?
2011年に、インターナショナル・ワイン・チャレンジという世界的なコンテストの日本酒部門で「チャンピオン・サケ」に選ばれたこともあるお酒で、国内外から人気を集めています。

鍋島をつくっているのが、佐賀県鹿島市に酒蔵を構える富久千代酒造。
鹿島市は、有明海や多良岳山系など自然環境に恵まれたところです。
代表の飯盛さん夫妻は、「日本酒を通じて、この土地でしか味わえない体験を届けたい」と5年前から宿泊・飲食事業の構想を描いてきました。
舞台となるのは、築200年を超えるよし葺き屋根の古民家。3年間の外観修理工事を終え、この場所をどう活用するか、形づくっていく段階を迎えています。
さまざまな選択肢があるなかで、まだ方向性は固まりきっていません。
そこで今回、新しい事業の中身を考え、場をつくっていくメンバーを募集します。
本格的に運営をはじめるまでは、出荷業務や国内外から見学に訪れる人の案内役も担い、徐々に移行していくということです。
日本酒やものづくりの背景、地域の魅力を伝えたい。田舎に暮らしながら国際的な仕事をしたい。そんな人にとっては、挑戦しがいのある環境だと思います。
福岡空港から電車を乗り継ぎ、1時間半ほど。
肥前浜駅からまっすぐ続く道を進むと、格子の外観が特徴的な建物が見えてくる。

ここは富久千代酒造の事務所で、酒蔵の母屋を改修してつくられた。
戸を開けて中に入ると、内装も格子のインテリアで統一されている。
ここで最初に話を伺ったのは、共同代表の飯盛直喜さん。

「30年ほど前に、東京から鹿島に戻ってきました。いろんな方との出会いを通じて、地元に愛されるお酒と地元のファンをつくるということが、私のいちばんの目標になっていったんです」
当時はコンビニやディスカウントストアにもお酒が並ぶようになり、小さな蔵元やまちの酒屋さんにとって厳しい風が吹いていた。
こだわってつくるお酒を地元で楽しんでもらう。そんな土壌を育むことで、蔵元や酒屋の未来をつないでいきたい。
飯盛さんは小売店と協力し、佐賀県を代表する銘柄をつくろうと決意する。
そうして3年にわたって試行錯誤を重ね、『鍋島』が誕生した。

その後もブランドを育てていくために、酒屋さんや飲食店さんたちとおいしい飲み方を提案したり、銘柄に合ったメニューをつくったり。一つひとつ積み重ね、ファンをつくってきた。
鍋島は少しずつ人々のあいだで広まり、さまざまな賞にも輝いている。
「これまでは、自分たちで鍋島について発信してきませんでした。僕らがするよりも、一本一本背景を伝えながら手売りしてくれる、まちの酒屋さんたちに任せたいと考えてきたからです」
「最近は欧米やアジア圏でも鍋島の人気が高まっていて、わざわざここを訪ねてくれる人も増えてきました。そういう方たちと接するなかで、自分たちから発信していく重要性を感じるようになったんですよ」
お酒を飲むだけでなく、酒づくりの現場を見てもらう。近隣農家の野菜や有明海の新鮮な魚など、地場の食材を使った料理とのマリアージュを楽しんでもらう。
そうやって味以上の価値を届けることで、もっとファンになってもらいたい。
「近くに嬉野温泉や武雄温泉もあるなかで、目利きの観光客や海外のソムリエの方にこの場所を選んでもらい、満足して帰っていただく。そのためには、料理や空間、オペレーションはもちろん、参加型の体験など、さまざまな要素を調和させて演出することが大切だと思います」
「いろんな人の総合力で臨んでいけば、成功する可能性はあると思うんです」
ここで、新しい事業の拠点となる古民家を見せてもらうことに。
案内してくれたのは、もう一人の共同代表・飯盛理絵さん。実は、自身が創業した薬局の経営もしている。

「いま富久千代酒造は、日本酒の若いつくり手たちの育成や、以前から準備を進めてきた農業事業にも力を入れようとしているんです。今後は夫と役割分担して、私が宿泊・飲食事業を担当していきます」
「この事業を成功させるために、これから加わる人と話し合いながら進めていきたいです」
3分ほど歩いていくと、日本酒の甘い香りが漂ってくる。
この辺りは「酒蔵通り」と呼ばれていて、江戸時代から酒づくりが行われてきたところ。通りを進んでいくと、左手に立派な町屋が現れた。

この建物は、1780年代に建てられたそう。
「くど造り」という佐賀県の平野部でよく見られる伝統的な民家の形式で、広さは300平米と地域最大級なんだとか。
「3年がかりで外観工事をして今はきれいになっていますけど、以前はいつ瓦が落ちてきてもおかしくない状態だったんです」
「私たちがまず考えたのは、とにかく安全性。そして美しい景観を守ろうということ。それだけでもまちの雰囲気は変わりますよね。次世代のためにできることをして、地域に還元したい。それが私たちの思いです」
正面から裏側に回ると、煙突が。醸造の仕事をしていた名残だそう。

屋内も見せてもらう。
建物の一部はガラス張りになっていて、光がよく入る気持ちのいい空間。足元には大きな釜が残されている。

奥には土間が広がる。と言っても、まだ古材などを整理した状態。
「現状では、どんな場ができあがるか想像できないかもしれません。鍋島の品格をつくりあげてきたように、時間がかかっても、ここにしかないものをつくりたいと思っています」
ここにしかないものとは、一体どんなものだろう。
建築デザインの面からそれを考えているのが、建築家の平瀬有人(ひらせ・ゆうじん)先生。富久千代酒造の事務所と、酒蔵ギャラリーを改修した方。
事務所に戻って話を伺う。

「酒蔵ギャラリーは、登録有形文化財である旧精米所を改修してつくりました。重要視していたのは、古いものは残しつつ、新しいものをあえて取り入れるということです」
98年前に竣工された建物の内壁は、土壁だった。
時間が堆積していく美しさを持つ土の魅力を、どう残していくか。
一般的には、古色の板を張ってカモフラージュする方法が多いという。平瀬先生は、梁の下に黒い鉄板を入れて補強するようにデザインした。

「土に呼応する素材として、同じように経年変化が味わえる鉄を選びました。さらに、土壁と鉄との間をとりもつように、左官仕上げの白壁を取り入れて。古いものがより引き立つようなデザインを大切にしています」
新しい事業の拠点となる古民家も、そんな考え方にそって改修している。
よし葺き屋根は、全国でも数少ない草葺職人さんが修理したもの。
本来、防災面から内部の天井は防火材で覆う必要があるところを、四角形のスチールサッシを取り付け、そこに防火材でもあるガラスをはめ込む。そうすることで、防火機能を備えつつ、フレーミングの工夫によって、よし葺きの雰囲気をより味わえるようにした。

「この建物には200年以上前の名残がたくさん残っていて。それらを上手に見せたいと思っています。積み重ねてきた時間との関係性を考えながら、新しく家具や調度品もつくっていきたい。さじ加減が難しくもあり、面白いところです」
内装のほか、事業の中身を具体的に考えていくのは、2019年度から。
これまでも飯盛さんたちと平瀬先生で話し合ってきたものの、まだ探っている段階。
「どんなニーズがあるかですよね。私は以前、欧米の建築家の知り合いと、長崎県の小値賀島にある古民家に宿泊したことがあります。そこは、東洋文化研究者アレックス・カーが監修した宿泊滞在施設で。一棟まるごと1組で貸し切るんです」
漁港も近く、朝は港で魚を買い、自分たちで調理して朝食を楽しむ。島での暮らしを満喫するような過ごし方ができる。
「そこでの体験がすごく良くて。一緒に行った彼らから『ほかの場所にもないのか?』と尋ねられるほど。世界からしたら、昔ながらの日本の文化を感じられる場が求められているのかなと思います」
今のところ、一棟貸しの宿泊施設を運営する案が有力候補。宿泊施設にするとしても、ただ泊まるだけでなく、日本酒の仕込みの一部や、田植え・稲刈り体験などにも参加できる仕組みをつくりたい。
また、日本酒とのマリアージュを語り合う場として、レストランを併設する可能性も考えたい。
この場所を活かしてどんなことができるか。今回加わる人は、平瀬先生や、飯盛さん夫妻と一緒に意見を交わしながら形にしていく。
実際に場所を運営していくまでは、鍋島の出荷業務や、海外からの来訪者の案内役を務めることになる。
どちらの仕事も、日本酒について知識をつけたり、訪れる人たちがどんなことを求めているかを掴んだり、新しい事業を考えていくうえで役立つと思う。
出荷業務は、瓶に詰められたお酒にラベルを貼って梱包し、発送するのが主な仕事。
現在、鍋島は全部で20種類ほどある。ラベルのほかに、掛け紙や紐、化粧箱を取り付けることもあり、まずは資材の種類を覚えることが大事になる。

そのほかにも、保管場所からお酒を出してきたり、集荷のときの積み込み作業をしたり、体力仕事も。
出荷業務を担いつつ、国内外から訪れるお客さんへの案内や、輸出に関する仕事を担当しているのが、島ノ江さん。

「平日休日関係なく、ふらっと立ち寄られるお客さまは多いですね。もともと鍋島をご存知の方もいれば、雑誌を見たり、お友だちに勧められたりしたのをきっかけに来てくれる方もいらっしゃいます」
「昨日はシンガポールからの旅行客の方が、たまたま入った居酒屋で鍋島を飲んで美味しかったからと、わざわざここに足を運んでくれて。そんなふうにお客さまといろんな話をしていると、わくわくしますね」
少人数で仕事をしていることもあり、今は海外からのお客さんに限って、酒蔵ギャラリーを案内している。
「時間のあるときには、試飲していただくこともあります。口にしたときの表情豊かな反応を間近に見られるのは、うれしいですね」
つくり方について聞かれることもある。そういうときは、専門用語をわかりやすく言い換えながら紹介している。
「私もまだわからないところはあるので。その場で答えきれなかったことは自分で調べたり、つくり手の人に教えてもらったりしながら、後日メールでお伝えすることもあります」
「とにかく人と接することや、伝えることが好きな人が向いていると思います。日本酒づくりはもちろん、このまちに来ることで得られる出会いも届ける。そういう姿勢が大事なんじゃないかな」

新しくはじめる事業だから、答えはありません。
だからこそ、自分たちで答えを導きだしていく大変さや面白さを感じられる。
手応えのある仕事だと思います。
(2019/01/18 取材 後藤響子)

富久千代酒造有限会社

募集職種

宿泊・飲食の新規事業立ち上げ・運営(本格始動するまでは、日本酒の出荷業務やお客さまへの対応・案内も行っています)

雇用形態

正社員

給与

月給200,000円

待遇・福利厚生

・昇給実績あり ※業績に応じて・賞与年2回 ※業績に応じて・保険(健康・厚生・雇用・労災)・住宅手当(家賃半額補助 上限 月25,000円)・通勤手当(上限 月10,000円)※住宅手当または通勤手当のどちらかの支給となります。

仕事内容

・宿泊・飲食事業の企画・運営・日本酒の出荷業務・国内外から訪れる観光客の方への対応

勤務地

佐賀県鹿島市浜町1244-1

勤務時間

9:00〜18:00(休憩時間 12:00〜13:00)

休日休暇

変形労働時間・会社カレンダーによる【昨年度例】 週休2日制、祝日、有給休暇 夏場:完全週休二日、盆休みあり 冬場:隔週土曜休み

応募資格

普通自動車免許

求める人物像

語学力のある方

募集期間
2019/03/18~2019/04/01
採用予定人数

1名

選考プロセス

まずは下記「問い合わせ・応募する」ボタンよりご連絡ください。採用担当より次の選考についてご案内いたします。 ↓書類選考 ↓面接 ↓採用(試用期間3ヶ月あり)
・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。・選考プロセスは変更になる可能性があります。・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。

その他

よろしければ、こちらもご覧ください。富久千代酒造ホームページ
富久千代酒造での過去求人記事はこちら。・「残したい風景がある 蔵元と農家が挑戦する 棚田でお米づくり」・「つくり手だけの実感」・「まちの文化を育む食」・「ひたむきな酒づくり」・「蔵人になる」・「アートときどき酒づくり」

https://shigoto100.com/2019/03/nabeshima-saga-6.html?fbclid=IwAR0HLoL__unbxkbrYoPaK6azEA0VtkjtL8rs300vhRd0SdH9bim4dJzl3CU

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