Sidebar Window


yohkoyama
携帯百景 -
yohkoyama
携帯百景


Search




Sidebar Window


Topics



Monthly Archives



食料自給率

「ふるさと茶屋おかげさんで」弁当

February 11, 2010

1月の思い出し記録。地場産素材を積極的に使う緑提灯のお店「ふるさと茶屋おかげさんで」作の地域素材たっぷり弁当です。これで1人前!

熱い情熱で店を起業した西垣戸てい子さん、橋戸良子さん。地元の素材をとことん使った郷土料理を提供しています。手づくりのたくあん、梅干し、味噌の販売もあり。お弁当は要予約。

◎おしながき
尾鷲産さんま寿司
めはり寿司(熊野市紀和町産たかな、米は御浜町産こしひかり)
温州みかん果汁で炊いたちらし寿司
尾鷲産鯵の鯵フライ
納豆と紀宝町産キャベツのかき揚げ(←これ美味)
地元豆腐店のおからを使ったがんものあんかけ
尾鷲産豆鯵の南蛮漬け
卯の花巻き
熊野産白菜の甘酢漬け
ひじきと熊野市産きゅうりの和え物
紀宝町産なばなのくるみあえ
熊野産ぜんまいのきんぴら
御浜町産大根と手づくりこんにゃくの柚子味噌あん
御浜町産サツマイモの大学芋
尾鷲市農村女性が栽培加工したたくあん
コーヒー寒天 ……?
ちょっと甘めのお母さんの味。おふたりの人柄が伝わるようでした。ワイドビューの車内でゆっくり味わい、なごませていただきました。心づくしのお弁当。手配していただきありがとうございました。
しかし、惜しい。なぜ、コーヒー。

●ふるさと茶屋 おかげさんで
〒519-5203
三重県南牟婁郡御浜町下市木4646-33
電話 05979-2-4771
詳しい紹介はコチラ。応援したくなっちゃいますよ!→ スローで行こう 三重の里いなか旅のススメ、地産地消ネットワークみえ、東海農政局

myブーム・ひしおみそ

December 17, 2009

最近のお気に入りがこの「ひしお」。ひしお味噌は味噌や醤油の原点と言われ、別名なめ味噌。こと市販品のなめ味噌というと(家庭の手作り品も)砂糖や化学調味料が入ったものが多いのが難。この商品は大麦、大豆、塩(海の精)のみ。自然な甘みにコクがあってトロリ感も良しでmyブーム!

ツヤきれい。ご飯にのせてグー! なん杯でもいけちゃいそう。
「ひしお」は麦と大豆で麹を作り、塩を入れて発酵させたもの。まったくの自然の甘みは飽きがきません。麦の麹は香りも甘みも米麹とは違う魅力。
ちょっと一味を加えて厚揚げに塗って焼いたり、料理にいろいろ使えます。柑橘汁で割ってドレッシング代わりにし、塩ゆでキャベツにからめたらすこぶる美味。日本の発酵文化ってすごい。
←パンにも…とあり。
商品を選ぶときは、原材料を見てシンプルなものを選ぶことにしています。このひしお、大麦は佐賀県産、大豆は岡山産、塩は伊豆大島産とすべて国産原料! 国内自給率100%なのも嬉しい。
ひしお 250g 452円。

10月26日 EAT JAPAN in Tokyo Marunouchi LIVE! マルシェ

October 27, 2008

EAT JAPAN in Tokyo Marunouchiのイベント「LIVE! マルシェ」が丸の内仲通りに現れました。純米蔵も出店。「昇龍蓬莱」大矢孝酒造の8代目大矢俊介さんが説明中。

三重県のあだこの漁師軍団「的矢湾あだこ岩がき協同組合」も出店するというので行ってみると
 
いたいた! 畔蛸(あだこ)町で漁師で猟師で百姓で民宿北川の料理長でもある北川聡さんが
「いらっしゃい、こうてや!」
アジ、イワシ、カマスのきれいな干物を販売中。普通のラインナップにはない商品。
「この日のために、つくったんや!」なるほど
隣のキッチンカーではなにやらいい香りが

アツアツの焼きたて貝セット500円、伊勢えび一匹入った長寿汁500円! ほかほかのうに飯500円を販売!

畔蛸の海の幸がどっさり。ワカメもたっぷり、ウニもたっぷり。畔蛸はリアス式海岸の海、そして山に恵まれた地。あだこの漁師軍団は岩牡蠣、サバやカツオの1本釣り、伊勢エビ、アワビも自慢。米も野菜も作り、山でイノシシを追いかけ、魚種色々で塩辛ほか保存食を作り、スーパー自給率を誇ります。その食材でもてなす民宿もあり。海で生き残りをかけてます!!
豪快な焼き物は伊勢エビ、ヒオウギ貝、サザエのグリル!

 「先生、酒はないで、酒は向こうにあるで」と北川さんに冷やかされる。向こうのブースはチェック済みだけど(笑)この隣にあれば天国でしょう。
じつは北川さんはとあるところで”生徒”なんです。

 永野竜弥さん、どんどん焼いてます!

ヒオウギ貝はオレンジ色のきれいな貝。ホタテ貝のような味で、甘みが強いです。

三重県庁から水産庁に出向している東京在住、山本くん(弟ではない)。今回も北川さんに呼び出されてこきつかわれてました(笑) これも修行だ。
「働いてます!」

たこ飯、うに飯をテキパキと売る北川さんの奥さん。地味で滋味な海藻アラメの味の特徴、料理方法など手短かに魅力的に語る北川さん。つかみバッチリ!どんどん売れてます。やまよも買いました。
 
なかなか盛況なマルシェイベントでありました。北川ファンに話したら「え〜〜っ、行きたかった!」という人がたくさん。素敵な生産者さんが集結したイベントだっただけにもっと告知があればと残念。次回に期待!

10月23日 EAT JAPAN in Tokyo Marunouchi報告

October 24, 2008

FOOD ACTION NIPPONの一環で開催されたEAT JAPAN in Tokyo Marunouchiは「大人の食育・食体験」がテーマ。神亀酒造 専務取締役(通称、亀専務)小川原良征さんが純米酒のワークショップを開きました。
お題は「旨い純米酒を守る、それは豊かな時間を育むこと」
「純米酒は日本酒全体の10%弱しかありません。90%は醸造用アルコールが入っています。なぜ醸造酒に蒸留したアルコールを入れなくてはならなかったのか、その背景には戦争があったのです」寒冷地で飲むための凍らない酒づくり!?

亀専務が大いに真面目に純米酒の過去、現在、未来を語ります。いい話が盛りだくさんで、聴けるのがたった50名とはもったいなさすぎでした。
純米について第一部、そして第二部は純米酒を実際に飲み、それぞれに合う肴で相性を確認。藤田千恵子さんが専務にせまります。

ほー、そー、なんと!!が続く専務の話。ホワイトボードには読みにくくてごめんなさいのやまよの文字が並ぶ。
 
ときどき照れる!?亀専務。

今宵はこんな豪華なラインナップ!

神亀酒造が日本で初めてつくったスパークリング純米酒”活性にごり”、そして神亀の最高位である純米大吟醸! 神亀のスタンダードである純米酒。大吟と純米は温度を変えて飲み比べました。別モノに変化するのを楽しみます。日本酒を楽しむ温度はひとつじゃない!
今回初めて知りましたが
純米大吟醸(40%精米)を1升つくるのに必要な玄米は、なんと3.75kg!!! 
純米吟醸(50%精米)を一升つくるのに必要な玄米は 3kg!!
純米酒(60%精米)を一升つくるのに必要な玄米は 2.5kg!

そんなにぎっしりお米がつまっていたとは〜! 飲めば田んぼも救われる。高値で取引される酒造好適米は農家さんもやる気がでるというもの。いい純米酒が適正価格で昔のように売れたら、蔵元、農家、田んぼに日本にいいことだらけ。飲みましょうぞ!皆さん。飲むんだったらまともな純米酒!! 
会終了後、亀専務が足早に向かったのは

新丸ビルの5階

 新八さん。女将の愛さん。

亀専務のMy 箸とスプーン。常に持参。
亀専務は飲む前に必ずみそ汁を飲むのが習慣です。

今日はおつかれさまでした! かんぱ〜い。かんぱ〜い!ほっとした亀専務が、新八・佐久間Jr.に注ぐ。ミュージックセキュリティーズの担当おふたかたにも注ぎます。 嬉しい瞬間。

村公一さんのスズキが登場。2日間寝かしたそうです。新八では寝かせるのは長くても5日といいます。

滋味深い肴もあり。
いい話を聴いたあとの、純米酒のお燗は最高! イケメン蔵元(>ε<)に直でついでもらって贅沢すぎ! 日本酒っていいなあ〜を、しみじみ味わった夜でした。

大山・訪辺歩来 信念の蕎麦

May 7, 2008

「大山においしい蕎麦やさんがあるんだって!」とCさんからお誘いが。大山!おいしい!!蕎麦!!!いきまひょいきまひょと車でgo。大山ふもと近くに入って、じょじょに甦るやまよの記憶。
そのお店、もしかして……。
2年前に「手打ちの冷や麦がある」と聞いて一度行ったお店かも。到着し、建物を見れば、まさにあの冷や麦の店。
C「来た事あるの〜?」Y「お蕎麦は食べてないっ!」
今回は蕎麦で、再訪問とあいなりました。
前回、訪れたとき店の奥はカウンターでした。1週間前に撤去して床を延ばし(工事は店主自ら)たとかで、ぐんと広くなっていました。
本日は「豆腐」「きのこ蕎麦」「山かけ蕎麦」ができますとのこと。木の札に文字がありますが、これが本日できる全メニュー。 メニューが少ないですって? ノーノー、ひとりでやってるんです。きのこをとりにいくところから。
手書きのメニューがあったので拝見。
青大豆を使って店主が作ったお豆腐とか。では、それをひとつ。
登場! うっすらグリーンの爽やかな新緑カラーのお豆腐。青大豆のクリーミィな味わい、かつ、しっかり。
お蕎麦は、今日のおすすめの「きのこと山かけ」1つずつ注文しました。
楽しみ楽しみ!
おっ、いよいよ! 店主が厨房からタッタッタッタとやって来た。
ドカンポン
わわ! ツヤピカきのこがどっさり。そ、そばがきのこで見えません。きのこは ”ならたけ、むきたけ、なめこ” の3種類。
「どこ探してもないですよっ。こんなきのこ蕎麦は」
ぬるんぷりんとなまめかしい! 味が濃い! だしの味がほどよく効いています。本物のきのこの味わいといったら すごい! うまい!につきるでしょう。こんなきのこ蕎麦、確かに食べたことありません。
これを肴に純米吟醸、飲みたーい!
店主の川上さんいわく
「本物のきのこの味はどんなものか知ってほしくて、命がけで出している」
そうです。普通のきのこは
「あれはオガクズコっ」
と吐き捨てるよう ∑(゚д´ノ)ノ
きのこは川上さん自らが採取。その場所たるや、傾斜45度の滝を登りおりし、普通の人は行けない、行かないところとか。45度? ほんまかいなという顔をしていたら、写真帳を見せてくれました。ありゃビックリ、直角の滝じゃありませんか。ここをのぼるんですか。まるでロッククライミングの世界…ヽ(゚∀゚)ノヽ(。。 )ノ 写真を見ると、倒木した木に天然のきのこがびっしり。こりゃきのこの聖地。
誰か誘っても皆、1度きりで「2度とついてこない」と言ってました。
この店を紹介してくれた東出雲町の珈琲焙煎の名人、松浦珈琲の松浦さんいわく「僕もきのこ取り誘われたけど、話を聞いて遠慮しました。食べさせてくれるだけでいい」
きのこ蕎麦は1400円。話しを聞いていると良心的だと思います。「でも高いっていう人がいるんです。3000円ほしいくらいですが(笑)」

 そういえば、以前、冷や麦で伺った時も「どれだけ本物で上質の材料を使うか」について熱い意見を聞いたのでした。店主の川上さん、熱いです。前回は冷や麦でしたが、蕎麦も同様、熱い!!d(>_<  信念あり。
半分こずつしている間に、山かけ蕎麦が登場! ヽ(^。^)丿マッテマシタ
「おつゆのない山かけです。他じゃありませんよ。もちろんじねんじょも天然です。私が掘りました」と、取った時の写真を見せてくれました。特製の道具を手にしています。確かに長くて立派。1.5m以上はありそう。
とろとろ、もっちり。味が濃い。
さっき、厨房でものすごい勢いでシャカシャカいう音が聞こえてきましたが、あれはこの、じねんじょをすったものと出汁を混ぜていたことが判明。おいしいです。身体に響く味とはこういう味をいうのでしょう。
手書きのメニュー帳をじっくり拝見。蕎麦の食べ方についてこんな風に書かれています。

なるほど〜。
ということであります。
予約しないと危険。川上さん、ひとりですべてをこなしているため、不在多々あり。きのこやじねんじょを取りに行ったり、ヤマメを釣りにいったり、畑仕事も忙しそう。ウコッケイの世話もあり、店にいないことが多いのです。行く時は必ず電話で予約のこと。
甘いものは普段とらないやまよですが、「今日はあります!!」といわれ(良かったですねの意。ファンは蕎麦の他、これも目当てとか)、出てきたのがこのチーズケーキ。なんでも川上さんが育てているヤギの乳と、ウコッケイの卵、キビ砂糖で作るとか。ヤギの乳! ウコッケイの卵!! しかも育てるところから始まると聞いてまたビックリ。できる範囲で可能な限り自給自足がモットー。もちろん砂糖は自前でなく購入品ですが、未精白の国産キビ砂糖を使用。国産自給率100%にお釣りがくるくらい!?の勢いです。
ケーキの味わいは、ごっつく濃厚。
ただし山ならではの苦労も数多く、大切に飼っていたウコッケイは先日、キツネに襲われて全滅。泣く泣くまた購入したそうです。スキーができる山ゆえ、冬はお客さまは皆無。どうやって暮らしているのか不思議な川上さん。ご自身で「お金はない」といいきってました。商売じゃないよう!?です。でも、話を伺っていると、加工品も多々あり。「売り物ではありませんが」といって見せてくれたのがサクランボのジャム。
粒ふっくら、とってもきれいに仕上げてあります。楽しんでます!
そして、圧巻は梅干し。
 フルーティな香り、大粒でねっとりした果肉。見事です。あえて紫蘇を使わない梅干し。1個300円で販売も可。
川上さん語録。
「食育は誰かが本気でやっていかないと。中国の餃子や、赤福、吉兆の問題もわかっていたことですよ。問題はニュースになった店ばかりじゃないでしょう。お土産のまんじゅうだってみな同じですよ。例えば、世界の○○○○パンで大量に売っているメーカーが考える安心安全というのは”腐らない、色が変らない、パンが堅くならない” でしょう。それは安心ですか? 安全なんですか?」
「生きるのは、仕事するのは何が目的か、です。何か世に残して、自分が生きた証を残していきたいじゃないですか」
「消費者の意識が変らないとだめ。それを訴えているんです。全部表示しています!」
「缶コーヒー、ペットボトルのお茶だって、皆さん平気で飲んでますけど、あのお茶、いつ誰がどうやって入れたんですか」
お店で出されるお茶はクマザサやドクダミ、ゲンノショウコを川上さんが独自にブレンドしたもの。正真正銘の国産素材、天然素材100%、身体に良いものを使い、熱い思いで料理を作る川上さんの蕎麦やうどん、ぜひ一度! 熱いです! しつこいですが予約を忘れずに。電話は手短に。
●訪辺歩来(とうへんぼく)  
ヤギ、ウコッケイの他に、ワンちゃんもいます。 大山は空気が爽やかいいところ。
訪辺歩来のあとは、大山の大神山神社奥宮へお参りに。ここは埼玉県の神亀酒造の専務がお酒を毎月、贈っています。柄杓も専務がプレゼントしたもの。小川原専務、ありがとうございます。
 

我が家の食料自給率

February 12, 2008

食料自給率のシンポジウム に行ってから、食事のたびに会場での話を思い出します。熱量ベースで考えれば、食料自給率を上げるのはとってもカンタン!
「お米を食べて、油脂と肉を減らす!」    たったこれだけヽ(^。^)丿
とある我が家の昼ご飯です。
黒米入り玄米ごはん白菜とサツマイモの味噌汁高菜漬け納豆(葱、味噌)大根おろしさんまの丸干し
玄米は遊佐さん。白菜、サツマイモ、高菜、大根、葱は境港の父が農薬・化学肥料不使用で栽培したもの。納豆は国産の農薬不使用大豆のものを購入(消費期限がきて安かった)。さんまは長栄丸さんのもの。味噌は知人が大豆、米から作った手前味噌。他の調味料も国産原料で出来たものを選んでいるので、今日の我が家の昼ご飯はほぼ100%! だと思うのです。
うちで食べると国産食はカンタンですが、外食だとこうはいきません。履歴をたどるのは難しいですし、まず 調味料の ”油が国産” は皆無。これは我が家でも同様で、菜種以外はごま油、オリーブ油とみな海外素材です。
とはいえ、家で食べると安くておいしくてヘルシー! と、つくづく思いました。
今回の毒餃子事件で、インタビューに答えた人の意見の大多数は「冷凍食品がないと食事が困る」。これってテレビ局、新聞社の人がそうだろう、そうでしょう的に集めた声じゃなかろうかとうたぐってしまいます。
ですが、とあるスーパーの冷凍食品のバーゲン日に、大きなショッピングカート山盛りにして冷凍食品を買いだめしている人を見てたまげました (;゚Д゚)
さまざまな事情があるかもしれません。
でも、そこで得たであろうお金と時間、さまざまなリスク。いったい誰がどう得をするのでしょう。
納豆や干物、海苔、漬物じゃだめなのかしら。味噌汁を具沢山にすれば手軽なおかずになると思うのですが。安くて調理が簡単で、日持ちするおかずは日本食にはたくさんあります。
なにより、おいしい玄米ごはんという主食があれば、おかずがなくても体の奥底から満足感がわいてきます。やまよは家の一人ゴハンで、素材がな〜んにもない時は味噌をそのままおかずにすることもあります (^。^)(味噌は麦、米、豆と3種類キープ!)。窓の外からその光景を見られたら、哀愁を誘うかもしれません〜。
そんなもので満足してしまうのはオメデタイ性格なのかもしれませんね。
ヽ( ´ー)ノ フッ  カンタンおいしいがいちばんです。

「食料自給率39%じゃ、いけないの?」シンポジウム

January 29, 2008

やまけんさんのブログで紹介された”食生活ジャーナリストの会”主催の「食料自給率39%じゃ、いけないの?」シンポジウムに参加。
危機的状況だと口では誰もがいうものの、いっこうに上がる気配がないのはなぜ? 
玄米菜食、身土不二が食の基本といい続けてきたやまよにとって、非常に関心のあるテーマです。
●シンポジウムの趣旨(一部抜粋)「食料自給率を上げなければならない・上げるためにはどうすればいいか」という議論ではなく、日本の食料自給率の低さは私たちの生活ーー安心や健康や快適さなどーーと、どのように関わっているのか、そして、自分たちの食料をどうすべきなのか、日本の農業をどう考えればいいのか、を考えてみたいと思います」
 複雑な事情が絡み合っている問題だけに、考えなくてはならない理由は山ほどあります。いざ会場へ。
 やまけんさん大推薦のパネリストたち。農林水産省大臣官房参事官の塩川白良さん。東京大学大学院農学生命科学研究科長の生源寺眞一さん。神奈川で専業農家を営む長島勝美さん。
やまけんさんが絶賛するだけの論旨明快! 素晴らしいお人柄のおさんかたでした! 

まずは塩川参事官から、厳しい事実が次々と報告されました。 
数字でビックリしたのは農家の規模拡大。水稲1.7倍に対し、乳用牛30倍、養豚450倍! 採卵鶏はぬわんと1200倍!!  
 お米をもっとも食べていないのは20歳代の女性。米は太るから食べていないというデータがあるそうです。「”米がパン、パスタより太る” というのは誤った認識であり、そこを修正して米の消費量をあげることで、食料自給率を多少は上げることができると思われます」と塩川さん。
玄米食べていれば適正体重になると思います!ヽ(^。^)丿
塩川参事官の話より
「和食回帰で自給率は上昇します。とはいえ食べ方は個人の問題であり、強制的にあれ食べて、これ食べてとは言えません。環境のためとか、セイフティのためとか、健康的なのはこっちですよ!と、さまざまな人に、その人にあったいろいろな角度から、より自給率の上がる食生活=日本人にとって良い食をアピールしていくことが大事だと思っています」 
塩川さん語録その1「主食はごはん! ごはん! おにぎり!にしたいんです!」 
塩川さん語録その2「豚に米を食べさせると自給率がupするんです。人がお米をごはんで食べないなら、動物に食べてもらいたいです」
確かに。
お米は余っているというのに、飼料のほとんどはとうもろこしをはじめとする穀類をわざわざ海外から輸入しているのが現状。お肉を食べると自給率が下がるのです。ちなみに卵は自給率95%ですが、餌の自給率は10%だそうです。
皆でお米を消費すれば減反だって必要ありません。ごはんを食べて、純米酒を飲みましょう! 松阪牛にもビールではなく純米酒を! と熱く思うやまよであった。塩川さんがんばってください!
食料自給率を上げるのは超簡単!
「お米を食べて、油脂と肉を減らす!」(o^-’)b ! 
 
生源寺先生のお話より
 「フードセキュリティとは食料安全保障と訳され、食料自給率の高さで評価されます。食料自給率には生産額ベース食料自給率(2008年現在約60%)、日本が提唱した熱量ベース食料自給率(2008年現在約39%)、穀物自給率(2008年現在約20%)などがあり、一般的に熱量ベースが食料自給率の指標とされています。
 1955年より高度経済成長が始まり、それと共に食料自給率が低下していきましたが、食料自給率低下の主因として1980年代までは、米からパンや、肉食の増加などの食生活の変化があげられています。それ以降は農業の縮小によって食料自給率が低下していきました」 (-θ-)ノ
 「1955年より2008年までで国民総生産は約8倍になりましたが、経済の成長と共に食生活がどう変化したかというと、消費量で肉が9倍、油脂が5倍、卵が5倍、乳製品が8倍となり、一方、米やいも類は1/2に減少しています。高度成長前は経済力もなかったため、米をベースとし、野菜、豆、魚を少しとる質素な食生活が普通でした。食習慣の洋風化の嗜好を驚異的な経済成長が後押しして、劇的な食習慣の変化を促したと考えられます。
 これほど短期間に肉が9倍、乳製品が8倍となるような食生活の変化を体験したのは、歴史的にも高度経済成長期の日本だけと思われます」 ∑( ゚Д゚)ひゃ〜
 「現在、カロリーベースで60%以上の食糧を海外に頼っている日本ですが、経済成長の鈍化によって日本の購買力が低下していることと、中国およびインドの経済成長つまり購買力上昇からおこっている世界的な食糧の価格上昇を考え合わせた時、今後も食糧の海外調達が持続可能かどうかは難しいところにあります」 ∑(゚д´;ノ)ノ おぉ ↑特にでんぷん類が減少。
「日本の農業の技術革新は進んでいます。農業生産性について見てみた場合、1980年代後半までは農業生産指数は着実にのびていて、畜産は3倍、果樹が2倍、野菜は1.5倍と増えています。一方で米、麦、豆、いもは0.4〜0.7倍へと低下しています。
 これは土地あたりの付加価値の高い集約型の野菜・果実に農家の生産がシフトした結果です。広い耕地を必要とし、大きな規模で生産効率を上げ、土地あたりの付加価値は低い米や豆の生産が減少したことを示しています。高度経済成長前を100とすると、最高で134までアップした農業生産指数は1986年をピークとして、現在115まで低下しています」
 「品目別の食料自給率の変化を見てみると、消費量が少しずつ落ちながらも、国内生産量も同様に低下している「米・いも」が横ばい。消費量が上がっているにもかかわらず、国内生産量が減っている「麦・大豆」が激減。消費量が上がり、国内生産は増えているものの、海外への依存が増えているため低下している「野菜」。国内生産が増えているがそれ以上に需要の伸びが激しく輸入が増えて食料自給率が若干下がっている卵と酪農製品。大幅に需要が増えたため、国内生産も増加しているが飼料を輸入に頼っていることも合わせて食料自給率が急落している牛・豚肉の畜産品の五種類に分類できます」

「カロリーベースと生産額ベースの食料自給率の差は現在30%近くありますが、この差がどこからくるかを考えてみると、要因は大きく三つあります。一つはレタスなどカロリーはほとんどないが経済的に高い価値のある農産物の栽培。二つ目は同じ農産物でも、松阪牛に代表される国内ブランド品は評価が高いため、カロリーあたりの単価が高いこと。三つ目は飼料の自給率計算上の違いによること。畜産は二つの農業から成立しており、餌をつくる農業と、牛や豚を飼育する農業に分けられる。牛や豚を国内で飼育していても、飼料のほとんどを安い輸入に頼っているため、カロリーベースと生産額ベースの自給率の乖離の大きな原因の一つとなっています」 「フードセイフティという言葉は食の安全と呼ばれていますが、フードセキュリティは食料供給が心配なく行われることと言えます。フードセキュリティにも二つの意味合いがあると考えられ、一つは「フードセキュリティA (foodsecurity for all)」平時に全ての人々の食が確保されている状態。もう一つは「フードセキュリティE (foodsecurity for case in emeregency)」不測の際に必要な食の確保です。ここで留意しなくてはならないのは、日本の経済力低下によって国際的な購買力が下がっていることと、主として中国・インドの経済発展にともなう購買力上昇から世界的に食料価格が上がっていることから、日本において輸入食料を購入できなくなり、フードセキュリティAが成立しなくなる可能性もあります Σ(゚Д゚;ww
● 生源寺語録その1「ドイツではゾーニングがしっかりしており、街は街、畑は畑とエリアの区分けがきちんとできている。それに対して日本ではゾーニングがしっかりしていないため、田畑が後継者不足もあって簡単に宅地化してしまうのも問題です」
● 生源寺語録その2「55〜60年ベースのカロリーで考えると、1995年ころの段階でカロリーベース自給率は80%程度でした。これは農地の減少を農業生産性の向上がカバーしてバランスがとれていたためでしょう。今はもう少し低いと思われます」● 生源寺語録その3「飽食の自給率39%と飢餓の自給率100%では、まったく状況がことなり、一概に数値目標をうんぬんするのは意味がありません。しかし現代の日本においては、自給率は農業の状況と直結しているため、農業が元気になれば食料自給率が上がり、その逆は下がる。そのバロメーターとして食料自給率という数値は大事と考えます」
非常にためになる話がたくさんでました! 
このあと長島農園の長島勝美さんの現場からの発表がありましたが、これはまた機会があればご報告したいと思います。 やまけんさん、素晴らしかったです! ありがとうございました。
↑コーディネーターは食生活ジャーナリストの代表幹事・佐藤達夫さん。質問タイムでは質問より意見が多く(!)タイムオーバー。でも、優しい笑顔でこなされておられました。

sohbet chat Kadin Sitemap Haber Edirne Tarih Sitemap Somine Mirc