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« Previous Entries岩手の続き『おいしい東北』
January 22, 2012ヌッフデュパプ、海ごはん しまかの翌朝、盛岡の町へ。お約束の光原社。1996年に編集した『おいしい東北』取材以来です。
珈琲は機屋で飲みたかったのですが定休日と重なり断念。当時、機屋で一緒に珈琲を飲んだ浮田泰幸さんが記事に→ 『想いを込めた、10年熟成コーヒーの味。』(HP左端の『月刊アテス』をクリック)
冒頭「旅の発端は、11年前に遡る.ある雑誌の取材で、僕は盛岡を訪れていた」ですと。その雑誌が『おいしい東北』ですよ。
『おいしい東北』Amazonで検索したら、こんなレビューを発見↓
5つ星のうち 5.0 東北のガイド本として秀逸。今も利用可能だが、失われた気仙沼が悲しい。 2011/8/5
By 鷺坂判内 “まさぞう”
恐らくは東北ガイドとして知られざる傑作。盛岡、弘前の地元では有名だが、観光客のあまり行かない名店を調べるのに、少々古いが役に立つ。気仙沼の頁が悲しい。今は失われた町の記録として、役に立つ日が来るだろうか。
山形の田舎の蕎麦屋、福島郡山の名店なども、便利。民芸ガイドとしても優れている。但し古いので出かける前にチェックは必須かも。
鷺坂判内 “まさぞう” さん!お会いしたことはありませんが、コメントありがとうございます。気仙沼のページは辛いです…。
なぜ『おいしい東北』を作りたかったのか。
その当時「東北に日本の食の原点を見た!」と強く熱く思い、 ”東北の食”で一冊作りたい!と企画書を書いて出版にこぎつけたのでした。
初めて東北へ訪れた時、穀物の地平線にそれはいたく感動! 山形の高木酒造さんに向かう道中の美しさ、自給率が極めて高い蕎麦街道の小さな店、自宅の店。東北の伝統食、工芸技術にぞっこん惚れ込みました。17年前になります。日本酒の真価がわかったのもその頃。
その時、 JUNGIN GLASSを企画することになるとは夢にも思いませんでした。
民芸にもブームがあると思いますが、光原社さんのセンスは抜群!セレクトが素敵。布売場にはfogの製品もあり。
可否館のメニュー。ラテなんて文字ありません。いい!
名物くるみクッキー
変わった部分と素敵に変化した部分。盛岡バンザイ!
__________
そしてあさ開さんを訪問。蔵見学させてもらいました。つづく
料理通信:鳥取市の谷本酒店
November 23, 2011というわけで、ひとつ前の続き。『料理通信』12月号「食の文化遺産」取材で鳥取へ。
12月号は「パンとワインと、新、フランス惣菜」
鳥取市の”はしご酒”案内を谷本酒店の谷本さんにお願いしました。ウエルカムで出してくれたのは日置桜の「鍛造濁酒」。鍛造(たんぞう)は内田百種園・内田さんの自然農法酒米100%で仕込んだ純米酒シリーズ。 強力と山田錦があり。完全発酵を目指す蔵が考えた辛口にごり酒、燗もうまし! オーリングテストをしても強い。
鳥取が誇る純米酒を紹介。
諏訪泉さんの「田中農場」山田錦2007純米酒
◉鳥取酒蔵巡り 諏訪酒造
田中農場の田中 正保さん。グッドタイミングで白ネギを持ってきてくれました。
大谷酒造さんの生もと純米
◉鳥取酒蔵巡り 鷹勇 大谷酒造
日置桜さんの生もと雄町21BY
◉鳥取酒蔵巡り 日置桜
辨天娘さんの純米吟醸・山田錦
◉鳥取酒蔵巡り 辨天娘 太田酒造場
以上、すべて鳥取県産のお米を使用した純米酒
辨天娘と鍛造にごりの説明↑
鳥取県の酒造好適米「強力(ごうりき)」冷蔵庫には各蔵が勢揃い。強力はその名の通り、ストロングパワーな酒。かたいお米で熟成向き。
(左)諏訪泉さんの富田。富田さんが作ったお米の純米酒。(右)本格焼酎の棚。くじら!の絵は大海酒造さんの焼酎です。
◉大海酒造さん訪問記
谷本さんはワインもお得意。趣味のよいアルザスのピノノワールを分けてもらったことも。コストパフォーマンスのよいものをセレクト。
”いいワインに詳しい人はいい日本酒も詳しい”の法則通り。他を知っている谷本さんなので、地元酒のいい悪いもハッキリわかる…というわけで、今の鳥取のお酒を知るのに頼もしい存在。しかもお燗もとびきり上手! ワイン好きを日本酒好きにさせるのもお得意(笑)
谷本さんも奥さんも元は老舗デパートT島屋に勤務。奥さんはチーズに詳しく、日本酒&ワイン&焼酎向きのチーズやおつまみもあり。
素晴らしい品揃えの店ですが、谷本さんがT島屋を辞めて鳥取へ戻ってこの店を継いだときは、お酒のジャンルにこだわらない立ち飲み併設の店だったとか。今の専門性からはまったく信じられません。
店は人がつくる、人が変える!です。
2008年訪問記↓
◉「名ではなく味で勝負の品揃え 鳥取・谷本酒店」
田中農場の田中さんの白ねぎ。あとで網焼きとなる
つづく
料理通信12月号で鳥取特集
November 22, 2011今、発売中の『料理通信』12月号は、「パンとワインと、新、フランス総菜」の特集!読みごたえあります。
連載「食の文化遺産巡り」は、我が故郷・鳥取県!というわけで担当。
鳥取市の食の指南役は谷本酒店の谷本さんにお願いしました。ワインも日本酒も焼酎にも詳しい谷本さん。 上の写真は鳥取県が誇る純米酒!(の一部)
フランス人シェフ、リオネルさんに鳥取の日本酒の魅力を伝えてもらいました。ことわかりにくい日本酒を短い言葉で引き込むように説明。通訳の勅使河原さんが「ワインにお詳しいせいか、とても通訳しやすかったです」と大絶賛。(日本酒は非常に通訳しにくい説明をされることが多いそうです)。その説明、日本酒離れの日本人にこそ必要かと。
●勅使河原さんが手がけた翻訳本↓
『ジョエル・ロブションのすべて』
酒肴処しもむらさん! 素敵にdeepです。その昔、故上原浩先生とご一緒させていただいたことを思い出す(懐)。
網焼きで ”焼きたて、出来たて”の瞬間「たて」にこだわるジュジュアンさん!自慢のコロッケを通販しています。
日本海の鮮度抜群の海の幸を網焼きで、焼きながら食べるを提案。谷本酒店さんとジュジュアンさんはお向かい同士。
日置桜さんの純米大吟醸「さく羅」
鳥取市民のソウルフード”とうふちくわ”も。ちむらさん訪問。
そして境港のベニズワイガニも〜。
表も裏も真っ赤! それがベニズワイガニ。ベニとズワイの違い
蟹と言ったら!!川口商店の川口さんに教わりました。
透明感あふれるベニズワイガニの刺身。
蟹の刺身は生きた蟹でないと出来ません。ベニの蒸す、茹で、焼く、揚げる!を教わりました。
今回、あらためて知るベニの実力!
つづく
いづみ橋さんの吟醸味噌
November 8, 2011「酒屋の手前味噌を流行らせたいんです」という神奈川県・泉橋酒造の橋場友一さんをaffで取材しました。
お宝!日本の「郷土」食 16
地大豆と酒米で仕込む
日本酒蔵の酒肴な吟醸味噌
↑地元大豆で仕込んだ吟醸味噌。
味噌の大豆は、神奈川県産大豆・津久井在来を使用。
↑80%精米のお酒になる山田錦の田んぼ。1反当たりの収量は4俵と少ないものの高品質。橋場さんお気に入りの田んぼです。
↑こちらは原生種の「亀の尾」の稲です。ワイルドなノギが特徴。これじゃスズメも手を出しにくい!?
美しい稲に心洗われるようでした。
『秋とんぼ 山廃・雄町』
↑人気のトンボシリーズ。冬は雪だるまでトンボがいないと思ったら、なんと土中の卵で登場してました。
麹蓋にもトンボマークが。
●蔵元近影
ちょっと笑い過ぎ
まだにやけ過ぎ。アゴも二重。
だんだん笑いがおさまってきた
↑affで採用の写真です!
なかなかいい感じに撮れました。橋場さんご協力ありがとうございました
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蔵元名の泉橋は「いずみ」橋で、お酒や味噌は「いづみ」橋。間違えているみたいに見えますが、「ず」「づ」を使い分けている泉橋酒造さんなのでした。
aff今号の特集は「品種開発」
切干し大根、花と写る
January 13, 2011
野菜もすっかり冬景色。12月に届いた近藤けいこさんのカラフル野菜!少量多品種栽培なのでいつもにぎやかです。大根だけで10種類以上栽培していて、それをmixしたセレブな!切干し大根も人気。
2009Dec・blog
その切り干しが、なんと写真デビュー!
ポプリかと見間違うほど!? パステルトーンがなんともかわいい
ル ベスベさんのLe Vesuve Diary 2011ダイアリーです! 今年のテーマは「La Table」。『住む。』発行人の伊藤宏子さんが編集ディレクションしているこのダイアリー。ル ベスベの高橋郁代さんが毎年さまざまなテーマに挑戦します。花のアレンジと写真がとっても素敵で楽しみにしている一冊。リングノート式ダイアリーなので書き込みできるのですが、自分の字を入れてしまうと神聖な写真がアラドッコイしょ…となるので毎年、眺めて楽しむ専門。
←こんなページも
冬野菜のつづき
紅芯大根。中は濃いローズピンクです。
糠漬けしたものを櫛形にカットしたらパッと見、スイカのようでした
伊勢芋に金時人参とその仲間
小豆を炊きました。ゆで小豆が家にある!という状態は、幸せを感じます。
玄米餅は遊佐康弘さん作。もち米はみやこがね100%で発芽させてから餅についたという。
味があって食べごたえあるお餅です。玄米で作ったお餅はノドにへばりつかないので詰まる心配がありません。お年寄りと子供には餅は玄米をおすすめします。味も大好き(ワタクシは)
1年よろしくお願いします♡
テレビが飛びつくPR
January 10, 2011友人の殿村美樹ちゃん(同い年)が本を出しました!そのタイトルは『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』。今までの仕事の集大成とも言えるノウハウを紹介した本です。
今や年末行事となった「今年の漢字」をブームにしたのも美樹ちゃん。当時は、これからはパソコンの時代という風潮で、誰も漢字を振り返らなかった頃。協会も予算がなく、頭をひねった美樹ちゃんが考えたのが・・・詳しくは本をどうぞ。
アイディアあふれ てとっても明るい美樹ちゃんですが、じつはとっても苦労人。「父は年収50万円の貧乏画家だった(本人談)」で、昔からありとあらゆる仕事を経験したといいます。
大学進学するも、学費と生活費をかせぐため、朝4時から働いていたとか。そんな早朝どんなバイトがあったのか聞くと、豆腐の製造という。ほほー。
そして豆腐がすむと、その足で病院事務および受付のバイトへ。その後はハンバーガー店という具合だったそう。
「”ありがとうございますっ”ていわなあかんンのに、つい”お大事に”っていうてしもて、店長にえらい怒られたもんやわ(笑)」
そのときの仕事がすべて今の仕事に生かされているという。
↑最終の新幹線で帰るというので東京駅前新丸ビルのmus musで会いました。全国から届く地方素材を蒸したり焼いたりシンプルに味わうお店です。
阪神大震災のとき、神戸に住んでいた美樹ちゃん。買って1ヶ月目のマンション、ドアがあかなくなりベランダに出たら対面の古いマンションがぐしゃりとつぶれていた。
ベランダに出たお隣さんと初めて言葉を交わしたという。
大地震を体験し、生かされていることに感謝したという美樹ちゃん。
「これからは日本のいいものをPRする仕事にしよう!」と決意したという。
知り合って15年くらいたちました。お互い人生いろいろありました〜っ。
美樹ちゃんは5年ほど前、医療ミスで長期入院したことも。その時の体験もすごかった。
朝起きたらいきなり人工肛門になっていたという。
その時「何を食べたら腸が震えたか」話は実話だけに説得力ありましたとさ。→このブログでもちょこっと書きました 2010May・blog
さて新著「テレビが〜」という本のタイトルですが、物事や商品を ”可視化する” ということに意味があるということなんだ!と。
魅力がなんであるか、シンプルに伝わらなければ人は振り向いてくれないということ。
私(やまよ)は全国行脚で漁師さん、農家さん、豆腐やさん、お菓子やさん、パン屋さん、酒蔵さんetc.とお会いする機会が多いのですが「うちのは食べれば(飲めば)わかる」という人多し。
「口にする前にどうやって選んでもらうのか」
そこが課題。
この本の目玉は!
このシートかもしれません。
この本を読むうち、そしてシートを仕上げるうちに、だんだんわかってくるのです。
自分は何を売りたいのか!
何をどうしたいのか。どうやってモノづくりをしていったらいいのか。自分で気づく!ここが重要。
しかも今はインターネットという便利なものがある。地方でも予算がなくても、大丈夫。自分でできる!
美樹ちゃんは笑うと目が細い糸状態になるため、きちんと顔を撮影しようとテラスに出てもらいました。東京駅のあかりはザ・大都会!
これからも日本のいいもの発掘して、磨き上げてください!(左)やっぱり糸目。(右)ようやくちょっと開いた!
今、美樹ちゃんは「畳」というこれまた瀕死の業界を救うべく、挑戦を始めています。がんばれ美樹ちゃん。今年は大台だ(関係ない!?)
『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』
●とのねこblog
料理通信1月号でcafe8へ
January 8, 2011料理通信 1月号でcafe8を取材!
↓写真は表参道にある姉妹店pure cafe。どちらもいい日本酒揃ってます。辨天娘、王祿、喜久酔、春霞、鶴齢、天の戸、而今、獺祭、貴etc.(銘柄は時々チェンジ)=すべて純米酒!
日本酒をカフェで? しかもveganのカフェで!? 清野玲子さん=通称レーコさん
2010年11月5日
料理通信編集部の曽根清子さん↑ 特集を組むにあたり、多くの店をリサーチ。中でもcafe8で純米酒と野菜料理を食べ、なるほど!と思ったそう。
「日本酒を何の偏見もなく、まっさらな「飲み物」として捉える。pure cafeやcafe8で日本酒をオーダーする外国人のように、ある意味『料理通信』は日本酒に関しては外国人なんだと思います。 だからcafe8で純米酒とヴィーガンフードをいただいた時、 これまでと違う文脈で日本酒を身近に感じました。 でも、そういう日本人、これから増えていくんじゃないかなぁと思ってます」
「日本とか、外国とか「国籍」に限定されない現代人のカフェ・cafe8。酒特集をcafe8でスタートすることで、日本酒をほとんど知らない、あるいは偏見をもっている層に「刺さる」ページにしたいです!」
料理通信は2010年5月号が初の日本酒特集
この号がすこぶる好調で、新年1月号でagain!今度は日本のワインとともに紹介。
なぜ料理通信で日本酒なのか、また今回の括りがジェネレーションにあること!など熱く語る曽根さんであった。独自の視点での日本酒とらえ方、頼もしい!
2011年 1月号 『日本酒はジェネレーションで飲み分ける!』
熱い話が一段落したところで、かるくノドでも湿らせて…と、レーコさんが選んだお酒と料理を楽しみながらワイワイ打ち合わせ。
メキシカン・エンチラーダ、サモサ、スパイシーシーウィードサラダなど世界の野菜料理が揃うカフェ。野菜大好き、お酒も大大好きなレーコさんならではのチョイス!味噌やオイル、薬味やスパイスの意外な組み合わせが新鮮。調味料もいいものばかりだから、どれも日本酒にあう〜!
すべて植物性素材only! pure cafe特製料理でした〜。
曽根さん、pure cafeスタッフのテンプルさん、レーコさん。
「健康だから野菜を食べるじゃなくて、おいしいから食べる!」とレーコさんがcafe8をオープンしたのが2000年秋。動物性原料いっさいナシ、お米は玄米…でも、ストイックさはみじんもなし。おしゃれで楽しく純米酒があるっ!
ライフスタイルに日本酒がある姿は日本人としてカッコいい!とレーコさん。
というわけで原稿を書かせてもらいました。以下は最後のコメント。
・・・略。
お酒は爽やか、ふくよか、キレ重視などバリエーションをつけて選んでいるが、清野さんが密かに飲んでほしいのは精米歩合80%の酒。
「いい米だから磨くのはもったいない」と考える蔵の酒だ。日本には米がある。その米で純米酒ができる。
「日本のいいものってムリ、ムダがない」そのメッセージを込めている。
詳しくは誌面を。
そのレーコさんの最新著書『VEGE BOOK 4』
9月3日猛暑の午後。パーティシーンを撮影するのでcafe8で撮影試食会!とお声がかかる。
野菜寿司にさつま揚げ風!
本のカラーページをちょっぴり紹介。
撮影は新居明子さん。
野菜の握り寿司!
目次★★★
そして
斎藤章雄料理長も登場(新店が六本木に決定!)
(左)お寿司をテキパキカットする和田仁美さん。今回は2名のメンズシェフが大活躍。右の写真右は増田直人さん→cafe8に行くと会えます。
夢のようなテーブルでした!作り方はすべてVEGE BOOK 4にのってます。
あんなに暑かったのに。こんなに寒くなるなんて…と川村明子さんの服装を見て思う(我が故郷、境港はこの正月、ありえない大雪に)
VEGE BOOK4は和食特集。この季節に嬉しいおでんメニューのレシピもあります。
純米酒が揃うpure cafe&cafe8は希望すればお燗もOK!ぜひオーダーを。VEGE料理と純米燗であったまろう!
料理通信1月号で「件」へ
January 5, 2011 「あれ!と言われたら、これ!」
酒と料理が即、対応するカードを手の内に持つという、学芸大学・件(くだん)オーナー料理長の川邊さん。
『料理通信』・1月号で取材させてもらいました。
「件」は10坪正方形という小さなお店。そこに爽やか系からコク系まで、日本酒70種、料理100種がぎっしり勢揃い!
川邊さん「30歳でぜったい独立を決めていました」
メニューを開けば野菜、魚介、肉、珍味までもが手書きでびっしり9ページ!
お酒のメニュー。東北の蔵から並べる店が多い「そうすると九州の蔵元は、行きつかなくてかわいそう」と、件では西から紹介しています。
件の酒の柱は3本
初めの一杯や日本酒初心者向けに選ぶのは、香り系や発泡酒。これらはワイングラスでスッと提供。
そして、おでんに合わせる酒となれば、ふっくらまるいタイプの酒をチロリで温め盃で。
到着点というべき〆の酒(別名、困ったときの1本、または決め技1本!)は、うまみと余韻がある”太ボディ酒”を大きなぐい飲みでドンと出すのが特徴。
「トップ、ミドル、ラストの変化を楽しんでほしいから」
↑休店日に行われた撮影。詳しくは誌面でどうぞ!
↑おすすめは毎日違います。
メニューはいっぱいあるけれど、中でも真骨頂は「酒が進む!だし汁自慢のおでん」!!
↑撮影させてもらった自慢の肴。
川邊さん、日本酒との衝撃の出会いは10年前。
初めての酒蔵訪問は「丹沢山」
そこで蔵元の露木さんに飲ませてもらった一杯だったという「あの感覚、今でもハッキリ覚えています。今までの日本酒って何だったの〜って?」この感動を皆に伝えたい!その思いから”料理と日本酒どちらも最高の店構想”がふくらんだそうです。
↑王祿酒造「丈径」新ラベルに移行したのでこれが見納め。(右)栽培農家、山田の案山子の皆さん。この犯人みたいな写真も見納め。
「酒は単体じゃないです。人がいて、料理があって出会いがあるからおいしくなる。器、温度も大事。酒の味はひとつじゃなく、育てるものだと思っています」
若いと感じた酒は栓を閉めて時間をおく。
燗酒は酒によって温度を変える。秘技「差し水燗」(水を極少量足したお燗)、そして「差し酒燗」(65℃まで上げ、同じ酒を常温で足す)など、家飲みに出来ない味の追求に励むオトコカワベであった。
渾身の力で選ぶ酒の中には、応援したい同世代の蔵酒もあり。それは利益度外視で出すエコヒイキ酒。どれが何かはお店で発見ください!(書いてありませんよ。写真の酒は無関係)
冷蔵庫内のお酒。よく見るとラベルにちょこちょこ手書きの文字が。
喜久醉は定番。1本のお酒を育て方違いで3種類あり。驚きました。
試飲させてもらった3種類の喜久醉・特別純米。
酒は愛し愛されてこそ。
川邊さんと奥さん、生まれたばかりのお嬢さん♥
昔の事故で足がちょっと不自由(障害者手帳を持っている事を初めて知りました)。そんな身体も考えぬいた将来を見据えての店づくり、そして日本酒とそれに合わせるお料理。 工夫に技がそれはいっぱい!「件」一代記で1冊書けそうでした(ね。編集部八木さん)
「酒と料理、最高の店構想」は進行中。やりたいことでまだまだいっぱいの川邊さんです。
↑日本酒初心者からトコトン飲みたい派、太い酒とびきり燗好きまで、すべてに対応!するラインナップ。懐が深い件であります。
●『料理通信』・1月号
梅原真さん『ニッポンの風景をつくりなおせ』
September 21, 2010グラフィックデザイナー・梅原真さんの書きおろし『ニッポンの風景をつくりなおせ』
梅原さんは別名” 高知の「アカンヤンカ」マン!”(命名©大橋歩さん)
地元高知の土佐の一本釣りカツオ「漁師が釣って漁師が焼いた」をはじめ、ヒット作山ほど。デザインはもちろん、コピーも自分で書きおこすのが梅原さん流。商品、まるごとをデザインするのです。
本の副題は 一次産業×デザイン=風景
デザイン誕生の現場を自ら書き下ろした1冊です。
梅原さんとは三重ブランドアカデミー事業で、ご一緒させてもらっています。
この↑パッケージデザインは三重ブランドアカデミー卒業生・荒木海産さんの「伊勢 手掘りあさり」
どんなあさりかは ↓ここに詳しく
●荒木海産200906blog
本に登場した三重県の事業者さんは、もうひとり!
近藤けいこさんです!
●近藤けいこさん200912blog
●近藤けいこさん201006blog
そして
沖縄県国頭村のポスター「やんばる ふんばる」
「じつは、茶どころ。しまんと緑茶」いい笑顔のおじいちゃん、おばあちゃん。撮影も梅原さん。
梅原さんのトレードマークは坊主頭の黒丸ふち眼鏡。靴下がいつもおしゃれ!お会いすると、つい足もとをチェックしてしまいます。
靴下はパリのドレドレでまとめ買いという。
* * *
日経の連載をまとめた本も発売中
●『おまんのモノサシ持ちや!』
その本のもとになった取材記事↓
●『「シアワセのものさし」持ってますか?』
日本に何が一番必要なのか、それを感じさせてくれる2冊です。
・
梅原さんは桶仕込み保存会のデザインも→2008 Dec「そこにこそ」event
日本酒四半世紀!藤田千恵子さん
September 17, 20108月8日の日曜日。日比谷のPホテルで藤田千恵子さんとティータイム。新しく出版された本のことなどお聞きしました。千恵子さんとは『おいしい東京』で記事をお願いしてからのおつきあい。
1996 年発行。14年前!
その間、千恵子さんは結婚+出産を経験。子育てをしながら、大地に根がはった記事や本を次々と世に。
日本酒が専門と思われていますが、本人いわく「フリーライター」。映画評も書評も書くし、旅やスイーツも得意。とはいえ、醗酵系の割合が高くなっているようです。
毎日の暮らしの中で、試して、使ってという実践派。ライブな日本の発酵食を書かせたら一番なんじゃないかと思います。
著書そのひとつが
●『極上の調味料を求めて (文春文庫)』
千恵子さんが「ここぞ!」と信頼する蔵元、メーカーさんが全国から登場!
農林水産省のインタビュー ↓こちらに醗酵食品への考えあり。
●日本の食卓を彩る こだわりの伝統調味料特集
そして、日本酒の最新作は
●(淡交ムック)『おとなの常識日本酒』
淡交社のHPより↓
日本酒に関する情報本はあまたありますが、本書は日本酒を美味しく飲むための必要最低限の知識を集めました。メインテーマは次の4つ
●純米酒、本醸造酒、吟醸酒といったお酒の中から自分に合ったお酒を見つけるための常識
●自宅で日本酒を愉しむための常識
●日本全国の酒蔵からセレクトされた、おすすめ純米(吟醸)酒189本 ●いま注目の「日本酒仕込みの梅酒」
おすすめ189本は、1升2000円台でこんなにおいしいの!と驚くような銘酒ぞろいです。_________________
千恵子さん、日本酒に出会って四半世紀というのでびっくり。1961年生まれだと、そうなるんですね(ってオマエも同い年だろうってか)
さて、この本は「お店の酒の短冊を見ても何を注文していいかわからない人がたくさんいます。その人たちが注文できるようにしたい」と、だから用語解説もわかりやすく丁寧に「ひとつひとつ分解して」
今、日本酒は大人の常識です!(ただし、まともな日本酒に限る)詳しくは本文をLook!
千恵子さんが日本酒オタクと違うところは、日本酒だけがよければ…ではないところ。同じ口に入るものだから食も大切。素材、調味料大事。器だって。食卓まわりはすべて重要。普段のお買い物はGAIA。そんな千恵子さんは暮らしまわりの道具を選ぶ達人でもあります。
私の新生活のお祝いに!と7年前に選んでくれたまな板 ↓がコレ
四万十川工房のまな板で、包丁の当たりが抜群。不思議な十四面体カットは水切りよく、見た目もよく、おさまりもよいというほのぼのデザイン。素材はひのき。
検索したら見つかりました。これですね↓
●四万十川工房
shop記事より。原料となる四万十ひのきは、高知県の四万十川流域に育つ樹齢80年以上のもので、その幹の根元、更にその幹の内側の硬質の部分しか使用しないというこだわりよう。内側の部分は、繊維が強く、ヒノキオイルが豊富に含まれているので、雑菌や虫の繁殖を防ぎ、「まな板」の表面を自然とコーティングして、水切れが良く、乾燥に強い、耐久性の良さを発揮してくれるんです。
なるほどね〜。どおりでね〜。
そんな千恵子さんが「履いてゾッコン惚れた」というのがコチラの下駄↓履いて良かったからお勧め!と3年前にプレゼントしてくれました。
「下駄は武蔵屋さんのもの。熊本市内の船着き場(熊本藩時代からの旧跡)周辺を歩いているときに見つけました。気持ちよさそうだなと思って買って帰りましたが、歩いてみたら、本当に足が楽で気持ちよかった。ご店主は、ハナオをすげる名人で、その技術を披露するため、ドイツから招聘されたこともあるという方でした。
『元気なうちは、頑張って仕事するから、お客さんも大切に履いてくださいね』とご主人に言ってもらって感動しその後も、修理してもらったり、ハナオをかえてもらったりして、お言葉のとおりに大切に履いてます」
・
これが、ほんとうに気持ちいいんです。下駄は表面、木目が普通ですが、編んであるのでペッタリ当たらず足裏快適。涼しい。クッション性もいい。
日本人なら指で履けっという感じ、わかります。
と、千恵子さんと企画したくなったのは
「本当に気持ちのいいもの」
頭のてっぺんから、足のつま先まで、 身につけていて本当に気持ちのいいものだけを 身体感覚から選んで紹介する本。
「顔を拭いたときに本当に気持ちのいい、群言堂の大型ハンカチ、 和光の麻のハンカチ、本当に履いていて気持ちのいい国産木綿のソックス、眠るときに気持ちいいパシーマの寝具など、紹介する本があればいいね」と。企画を形にしてくれる本屋さんないかしら。
千恵子さん、ガイアの田んぼ稲刈りにて。勇人くんTシャツ!
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千恵子さん紹介BLOG
●藤田千恵子さん「美酒の設計」出版パーティ
●藤田千恵子さんのmini醗酵リンク「田んぼから始まる酒造り」その1
●その2
●その3



