新日本酒紀行 地域を醸すもの 日本酒

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・一の蔵 NO.173

DIAMOND ONLINE連載記事の掲載がスタートました。
紙媒体の「週刊ダイヤモンド」で紹介の後、約2週間後にUP!

合わせてお読みください

新日本酒紀行 地域を醸すもの 一の蔵

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地元で育む環境保全米で
未来につなぐ酒造り

環境保全米の田んぼ

宮城県の酒造好適米「蔵の華」

出穂前の稲

順調に育っているか確認するところをパチリ

 

いろんな生き物がすんでいます!

90度さんの手の動き。このあと田んぼへ戻されました。

 

地元で育む環境保全米で
未来につなぐ酒造り

(本文より)

世界農業遺産指定の大崎耕土がある宮城県大崎市は、自然環境と共生した農業が盛んな所。ここで環境保全米を育て、酒造りをするのが一ノ蔵だ。

 1972年に4蔵が合併し、社長は回り持ちで務める。歴代社長が提唱し続けるのは農業を軸とする酒蔵の形で、原料米の約99%が県産米だ。それには深い理由があった。

 93年に良い水を求め、新蔵を建てた。だが記録的な冷夏で米が凶作。蔵はできたが米がない危機的状況になった。しかし、有機栽培農家は平年並みの収穫量。

人や環境に良いだけではなく冷害対策にもなる農法だと学んだ。

 地元農家と松山町酒米研究会を発足させ、環境保全米の栽培を開始。その後、一ノ蔵農社を立ち上げ、現在17ha、54枚の田んぼを自社営農する。

「収量減など農家が試しにくい栽培法にも挑戦し、テスト圃場を兼ねています」と社長の鈴木整さん。

↑社長の鈴木整さんと、農業担当の三浦佑水さん。自社田で新酒用の早稲品種を栽培しています。

 

(本文続き)

 蔵は大生産量を誇るが、麹造りは全量を箱麹法で手作りする。

「伝統的な麹蓋も、最初は麹造りの産業革命でした。今日の酒造りが未来につながる。だから毎日工夫してねと伝えています」

 新商品開発にも注力し、発泡清酒「すず音」や、低アルコール酒「ひめぜん」などヒットも多い。また、発酵の魅力発信を大事にし、酒造りの工程をリアルに観察できる酒蔵見学や、1泊2日で酒造りを体験する日本酒大学、小学生向けに微生物林間学校も開催。

「受講生からノーベル賞受賞者が出るのが夢」と校長も務める鈴木さんは目を輝かす。

 

↑農業がしたくて一の蔵に入社した三浦佑水さん🌾稲のこと、なんでも詳しい!

↓蔵見学をさせてもらいました。

醸造現場の前が大きなガラス窓になっていて、作業が丸見えです。

通路には等身大のタンクが描かれていました。これは、わかりやすい!

目の前に整然と並んだ搾り機の列

ティスティングもできます。蔵見学はご予約くださいね

↓蔵人体験!引き込み作業

試してみました。お、おもたいです・・・

右の人、引きつる笑顔

夏は製造はお休み中ですが、わかりやすい資料がたくさん展示されていました。

日本酒造りのイロハがわかります!

     

お米がどれくらい使われているかも🌾わかる展示も   

ありがとうございました!

一の蔵さんは99%が宮城県産米を使用しています。

3人で田んぼ記念のパチリ

見渡す限り、田んぼ田んぼ田んぼ!

気持ちいい風が吹き抜けていきました〜〜。

↑一の蔵さんの取材帰りの新幹線にて

ぜひ、飲んでいただきたい1本です

一ノ蔵 生もと特別純米酒 耕不盡

↑杜氏の門脇豊彦さん

一の蔵