新日本酒紀行 地域を醸すもの 日本酒

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・賀茂金秀 NO.155

蔵は明治後期の建築で、2019年秋に登録有形文化財に指定を受けました。

金光酒造5代目で杜氏を務める金光秀起さん。つるりとした頭に、大きい涼しげな瞳。みんなから「賀茂の金ちゃん」と親しみを込めて呼ばれています。

小さな酒蔵だからこそできる高品質な酒を目指して、自ら杜氏に。

でも、両親は「絶対にあごが出る(大変)」と大反対。

http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/29131

2020年4月11日号  新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 155】

賀茂金秀(KAMOKINSHU)/広島県東広島市黒瀬町乃美尾 

小さな蔵が目指した高品質! 賀茂を代表する金賞の秀でた酒

〜なぜ、杜氏になったのか、その深い理由は誌面でどうぞ!〜

2020年4月11日号  


「桜吹雪」は、父の代の主銘柄

原料処理に力を注ぎ、洗米は少量ずつ丁寧に行います。

甑は珍しい木製を使用。「中が100℃でも、外は温く、保温性高くて熱が逃げにくいのが特徴。お酒のテイストにも出ている気がします」と秀起さん。

受賞酒は広島県産千本錦で、旧銘柄の「桜吹雪」。
かつて広島県最下位の評価だったのを、見返すためにも、この銘柄で勝負。
蔵の隣に、直売所「さくら館」が
「雨後の月」の蔵元や杜氏に技術指導を受けて完成した「賀茂金秀 特別純米酒13」
アルコール度数が13度と低く、飲みやすい1本!

全国区で人気に
賀茂金秀のトレードマーク
「雨後の月」と麹を交換しての酒造りにもトライし、現在、発売中!

金光酒造 

広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2

杜氏:金光秀起

カモキンといえば!このお酒、代表作の「賀茂金秀 特別純米」
http://www.kamokin.com

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの

2020年4月11日号