新日本酒紀行 地域を醸すもの

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・白龍 No.135

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2019年11月2日号

「白龍」醸造元の吉田酒造さんへ!

4〜5年前に訪問して以来です。山田錦の稲刈り時期を目指して伺いました。

蔵は田んぼに囲まれたえちぜん鉄道越前野中駅から徒歩5分

えちぜん鉄道ですが

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新幹線開業に合わせて、新しい駅になったそうです。

ピカピカ✨

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えきぜん鉄道は自動販売機ではなく、人から切符を購入し、改札でハサミを入れてくれるという

なんとも、いまどき、貴重な鉄道です!

しかも・・・

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1車両で、乗客も少ないというのに、こんな可愛いアテンダントさんが乗車!

永平寺駅を降りたあとのアクセスなど、詳しくアナウンス。贅沢です。

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こちらは帰り。無人駅なので切符は車内でアテンダントさんから購入。なんだか嬉しい♡

さて

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越前野中駅(無人駅)を降りると周囲は

田んぼ、田んぼ、田んぼ

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こんなのどかな風景を見ながら、5分ほど歩くと蔵に到着

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こんにちは〜〜〜! ファミリー写真です📸

左から母の由香里さん、次女の真子さん、長女の祥子さんと夫の大貴さん!

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訪問した10月中旬は、自社田の山田錦の稲刈り、真っ最中でした!

まぶしい黄金色が、美しく広がっていました

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Number 135

白龍(HAKURYU)/福井県吉田郡永平寺町


全量、永平寺町産の米で醸す!

米作りから始まる酒造り

(本文より)

日本三霊山の一つ、白山の麓に源流を成す九頭竜川。26代継体天皇が治水工事を行い、黒龍と白龍の二柱を祭ったと伝わる。川の中流域に広がる永平寺町は、道元禅師が開山した永平寺と、最初に修行した吉峰寺(きっぽうじ)、松岡古墳群など歴史的文化資源が集まる。一帯は上質な米の生産地だ。


この続きは誌面の記事でどうぞ!

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蔵は売店を併設。冷蔵庫には代表銘柄がズラリと並んでいます

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売店には、稲穂も飾られていました。

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道元禅師が開山した永平寺が有名ですが

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由香里さんのおすすめは、師が最初に修行した吉峰寺。山の上にあります。

心洗われるようなところでした。ここから永平寺まで歩いて行く、それもまた修行。いつか叶えてみたいです。

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由香里さんです。もうひとつの山田錦の田んぼにて。

同じ山田錦の苗でも、田んぼの土壌や環境により出来上がりが異なるそうです。

田んぼから汗を流す吉田酒造

原料以上の酒はできない!ゆえに米作りも真剣

一粒の米も無駄にしたくないという精神で

削らない米の酒や、昔ながらのお酒などいろいろな挑戦をしています。

家族で一致団結して米から醸す、真子杜氏のお酒!ぜひ飲んでみてください。

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◉吉田酒造

https://www.jizakegura.com

今なら「福袋」もあるんですって!

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2019年11月2日号