玄米

玄米を食べる理由

みなさんの「ごはん」はなんでしょう? パンを食べる人でも、朝ごはんのことを朝パンとはいいません。

「ごはんにする?」と言えば、食事のこと!
主食の時代が、長かったからですね。

今は消費量もパンなどに追い越されて・・・

🌾農林水産省の資料より↓引用(茶色の字)
米の1人当たり消費量は、長期的には昭和37年度をピークにし て、その後、一貫して減少しています。

昭和37年度には1人当たり年間118.3kgの米を消費していたのが

平成17年度には、その半分近くの61.4kgにまで減少しています。

それに伴い

日本の食料消費におけるたんぱく質、脂質、炭水化物のバランスは、理想的であった昭和50年代に比べ栄養バランスの面で脂質が多すぎる等の問題が指摘されています。

●家庭でのごはん食が減った理由

家庭でのごはん食が減った理由として、「パン、めん類などが 増えたから」「食事を共にする人数が減ったから」等が上位を占 めており、食生活の変化や社会構造の変化等を背景に米の消費量 が減少していますが、「ダイエット等のためごはんを食べないよ うにしている」といった回答も見られるように、ごはん食に対す る誤解等により、米の消費減を招いている面もあります。

しかし、ごはんは、腹もちがよいだけでなく、他の糖質食品に 比べ食後のインスリン(体脂肪の合成・蓄積を促すホルモン)の 分泌が少なく、また、パンより食後の血中中性脂肪値が低いなど、 肥満の予防に効果的ともいわれています。

以上、農林水産省の資料 

米の消費に関する動向より

日本にぴったりなのがお米です。毎年、同じ田んぼで連作障害を起こさず栽培できること。食料自給率100%できる優等生。

なのですが、お米を食べない、お米が原料のお酒を飲まないので、減反(生産調整)されています。

私は、玄米と出会い、人生が変わりました!
その感動を伝えたくて、マクロビオティックや玄米食の本を編集したのです。

そして、今、ラジオ番組を持っています。

番組タイトルは「マクロビーノ ライフ」!

http://www.yohkoyama.com/やまもとようこ

なんじゃそのマクロビーノって? ですよね。

いったい何かといいますと 「まるごと」を取り入れて、元気に豊かに暮らそう!という意味なんです。

まるごとがキーワード。お米でいう「まるごと」とは玄米です。

玄米は、稲を収穫し、脱穀し、もみすりをしただけの淡い茶色なので、英語ではブラウンライスと呼ばれています。玄米は、水につけたり、土にまけば芽が出てくる生きたお米です。

芽が出るということは生鮮食品ということ。その玄米に対して白米は、水に長くつけておくと、腐ってしまいます。土にまいても芽は出ません。なぜなら、胚芽部分が取り去られているから。白い米は、漢字で米に白と書いて、「(かす)」という字になります。文字通りのカス。よく表した漢字だと思います。

私たちの体には、無数の細胞がありますが、なくなっていい細胞はひとつもありません。生き物には、余分なもの、無駄なものは何ひとつないのです。

この続きは次回!

私の大好物!小豆を加えた玄米小豆ごはん